2011年10月14日金曜日

DiSCのまとめ

 今週は「DiSC」を取り上げました。
 今回は簡単にまとめていきます。


 まずは星5つで評価します。
 
 仕事術      DiSC
 容易さ      ★★
 頻度       ★★★★
 効果(速度・費用) ★★


 コミュニケーション自体は好きなんだけど、テンポが合わずに相手を
 やきもきさせてしまうことがあります。。。

 もちろん相手に合わせようといつも気をつけているつもりなのですが、
 結果的に合わなかったと感じることが多いです。


 このままではいけない・・・ということで見つけたのが、
 人のコミュニケーションをタイプわけするという考え方、
 とりわけ有名な「DiSC」でした。


 DiSCは、4象限で表されるので、2つの軸が存在します。

 1つ目が、ペースが速いか遅いか、2つ目が、仕事志向か人志向かです。


 これらの軸に沿ってそれぞれ以下のように分類されます。


 ペースが速く仕事志向 → D:主導

 ペースが速く人志向 → i:感化

 ペースが遅く人志向 → S:安定

 ペースが遅く仕事志向 → C:慎重



 それぞれのタイプのコミュニケーション上の特徴は以下の
 ようなイメージとなります。

 D:主導 → 結論/成果重視

 i:感化 → 感覚/感情重視

 S:安定 → 具体性/安定重視

 C:慎重 → 論理性/過程重視


 これらの情報を基に、例えば以下のように対応してみました。


 Dタイプの人は結論/成果重視なので、あまり回りくどく説明せずに、
 端的にズバッと話をするよう心がけました。

 iタイプの人は感覚/感情重視なので、あまり細かい矛盾を指摘せずに、
 会話の盛り上がりを壊さないよう心がけました。

 Sタイプの人は具体性/安定重視なので、あまり抽象的な話をせずに、
 具体的なイメージを持ってもらえるよう心がけました。

 Cタイプの人は論理性/過程重視なので、あまり感覚的な話をせずに、
 論理的な矛盾がないよう心がけました。


 コミュニケーションの成否を計るのは難しいですが、少なくとも
 画一的な話し方をしていたこれまでに比べて、スムーズに話が進む
 ようになったと感じます。


 とはいえ仮説が外れることが多いのは一つ課題です。

 いざ話してみると全然違った、なんてこともよくあります。

 これに関して、最初から精度の高い仮説を立てるのはなかなか
 難しいですが、経験を積めば、多少なりともその精度は上がります。

 ただ、大切なのは、ちょっと話してみて違うかもと思った瞬間に
 切り替えていくことだと思います。


 大事なのはその場面場面で相手のタイプを見極め、対応していくこと
 なんだなと改めて思いました。

 この大前提を忘れずに、DiSCを使ってみると、結構便利だなと
 感じます。


 いかがだったでしょうか?

 「DiSC」の話は以上です。

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