2012年10月9日火曜日
理論・経験・実践の使い方
前回は、うまく教えられない・・・。
相手からの質問・相談に回答するときや相手に物事を教えるときに、
しっかりと説明したつもりなのに伝わっていないときがある。
伝わってないことがその場でわかればまだ良いのですが、後々になって
わかると、随分と時間を無駄にしてしまう・・・
このままではいけないので、理論・経験・実践を試してみる・・・
という話をしました。
今回はその理論・経験・実践の使い方をお伝えいたします。
やり方・・・と言っても特別なことをするわけではありません。
1、相手に教えたい理論を説明する(理論)
2、相手の経験値を踏まえた上で、相手にとってわかりやすい例え話
をする、あるいは実際に見せることでイメージをつかませる(経験)
3、相手にとっての利用シーンを理解した上で、実際に手足を動かして
実践させることで覚えさせる(実践)
たったこれだけです。
例えば、相手にPCのとある操作方法を教えたいとします。
1、まずは相手にその操作方法を伝えます
2、具体的に「売上データの集計を行うときに使うと便利」という
例え話をすることでイメージをつかませます。
この場合、売上データの集計を相手が実際に仕事上行っていること
が望ましいです。
また、実際に操作している様子を見せるとよりイメージが
わきやすく効果的です。
3、その場で実際に売上データの集計をさせます
良くあるのが口頭の説明だけ(上記1のみ)で終わってしまうケースです。
これで相手がわかれば最も手っ取り早くてよいのですが、実際には
伝わっていないケースもよくあります。
特にお互いイメージしているものが全然違うときが後々困ります。
この方法で教えると、明確な実践イメージを持ちながら理解できるので
効率的に教えることができます。
とは言え、やってみるといろいろとわかったことがあります。
次回はその辺のお話をしてみようと思います。
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