2012年11月2日金曜日

決断を試す4ステップのまとめ


 今週は「決断を試す4ステップ」を取り上げました。
 今回は簡単にまとめていきます。



 まずは星5つで評価します。
 
 仕事術      決断を試す4ステップ
 容易さ      ★★★
 頻度       ★
 効果(速度・費用) ★★★★



 私は、いつも決断に迷っている。

 意思決定はしたが、考慮すべきことが多い、正解がない、または
 重要な案件であったり、慎重に話を進めたくて・・・となると、
 決断に迷いが生じてしまう・・・。


 このままではいけない・・・ということで、何かないか探してみました。



 そこで見つけたのが、「決断を試す4ステップ」というものでした。



 やり方は簡単。

 決断した理由を紙に書き出して精査するだけです。



 1、紙を用意する


 2、自分が下した決断を具体的に書く


 3、決断を下した理由をできるだけたくさん書く


 4、理由ひとつずつに対して、その反対を書き出す


 5、2つの問いを問いかける
  ・元々の理由に対してどれくらい自信がある?   ・もしその反対が正しいことがわかった時に、その決断に
   どれくらい影響があるか?




 たったこれだけです。



 この方法を実施する時にうまくいきそうなポイントが3点あります。



 1、まずは書き出す
 
 パッと思い付いた理由でもいいので、とにかくたくさんの理由を
 書き出していきました。




 2、1:nの反対を書いてもよい

 理由に対して複数の反対が出てきたら、それも気にせず書いて
 いきました。




 3、一晩寝かす&朝に見直す

 客観的な視点を盛り込むために、一晩寝かして、リストを
 見てみることにしました。
 (特に朝に見直すと頭がさっぱりしてオススメです。)




 ということで、ポイントを押さえて実施すると効果が高いのは
 よくわかりましたが、何回か実施する内に課題も見えてきました。



 1、理由と反対がごちゃごちゃして、さらに決断が揺らぐ

 反対内容を見ている内に不安になって決断がさらに揺らいで
 いくことがありました。

 その場合は、決断に影響のない反対は、できるだけ排除して
 考えるようにしました。




 2、2つの問いのバランスを取ることが難しい

 元々の理由に対しての自信がどれだけあるかは実際に決断して
 やってみないとわからないことが多く、反対の仮定が正しいと
 なると、決断がひっくり返ることが多い・・・。

 従って、反対の仮定を覆すには何ができるか・・・などの行動や
 対策が想像できるか、実際に取れるか・・・などを考慮して、
 決断を精査するようにしました。




 いかがだったでしょうか?

 「決断を試す4ステップ」の話は以上です。

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