今週は「ストレスフォロー」を取り上げました。
今回は簡単にまとめていきます。
まずは星5つで評価します。
仕事術 ストレスフォロー
容易さ ★★★★
頻度 ★★
効果(速度・費用) ★★★
私は、他人のストレスに無頓着・・・。
自分のチームメンバーや部下が、ストレスなく仕事ができているか
知りたい、自分がフォローできることがあれば、フォローしたいが
正直よくわからない・・・。
このままではいけない・・・ということで、何かないか探してみました。
そこで見つけたのが、「ストレスフォロー」というものでした。
やり方は簡単。
紙で心と体の現状を整理して、話し合いをするだけです。
1、紙を用意し、縦軸、横軸の十字を書く
縦軸には心(メンタル)、横軸には体(身体)を取り、
それぞれ-10~+10を下限、上限にする。
2、相手に現在の状態はどこの位置にあるか決めてもらい、
その理由を書き出してもらう
3、ポイントを+1上げるには、何をすれば良いか、話し合って
行動計画に落とす
たったこれだけです。
この方法を実施する時にうまくいきそうなポイントが3点あります。
1、定期的に行う
位置情報は週次で行い、理由と+1点上げる話は半期でやる・・・など
柔軟に対応しながら記録を取っていきました。
2、話を聞くことに集中する
相手が考えていること、思っていることをできるだけ聞き出すことを
心掛けるようにしました。
3、行動を押し付けない
努力目標ではなく、本人が確実にできること、こちらが確実にできる
ことを行うようにしました。
ということで、ポイントを押さえて実施すると効果が高いのは
よくわかりましたが、何回か実施する内に課題も見えてきました。
1、勝手に判断してしまう
相手の話を最後まで聞かずに、書かれた理由から、こちらが勝手に
あれこれ判断をしてしまうことがありました。
従って、自発的に+1点を上げる意欲を持ってもらうためにも、本人の
力で考えさせるよう心掛けました。
2、結果を求めてしまう
行動計画に落とすと、それを実施しているか、それに基づいた結果が
出ているか、気になってしまいました。
仕事のパフォーマンスが上がるという意味では、全く関係ないわけでは
ありませんが、人事評価に直接影響を与えるものではないため、実際は
実施も滞りがちとなります。
従って、結果が出ているか気にするのではなく、行動が出来ているかを
フォローするようにしました。
いかがだったでしょうか?
「ストレスフォロー」の話は以上です。
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