2012年11月30日金曜日

ストレスフォローのまとめ


 今週は「ストレスフォロー」を取り上げました。
 今回は簡単にまとめていきます。



 まずは星5つで評価します。
 
 仕事術      ストレスフォロー
 容易さ      ★★★★
 頻度       ★★
 効果(速度・費用) ★★★



 私は、他人のストレスに無頓着・・・。


 自分のチームメンバーや部下が、ストレスなく仕事ができているか
 知りたい、自分がフォローできることがあれば、フォローしたいが
 正直よくわからない・・・。


 このままではいけない・・・ということで、何かないか探してみました。



 そこで見つけたのが、「ストレスフォロー」というものでした。



 やり方は簡単。

 紙で心と体の現状を整理して、話し合いをするだけです。



 1、紙を用意し、縦軸、横軸の十字を書く

 縦軸には心(メンタル)、横軸には体(身体)を取り、
 それぞれ-10~+10を下限、上限にする。


 2、相手に現在の状態はどこの位置にあるか決めてもらい、
 その理由を書き出してもらう


 3、ポイントを+1上げるには、何をすれば良いか、話し合って
 行動計画に落とす



 たったこれだけです。



 この方法を実施する時にうまくいきそうなポイントが3点あります。



 1、定期的に行う

 位置情報は週次で行い、理由と+1点上げる話は半期でやる・・・など
 柔軟に対応しながら記録を取っていきました。



 2、話を聞くことに集中する
 
 相手が考えていること、思っていることをできるだけ聞き出すことを
 心掛けるようにしました。



 3、行動を押し付けない

 努力目標ではなく、本人が確実にできること、こちらが確実にできる
 ことを行うようにしました。



 ということで、ポイントを押さえて実施すると効果が高いのは
 よくわかりましたが、何回か実施する内に課題も見えてきました。



 1、勝手に判断してしまう

 相手の話を最後まで聞かずに、書かれた理由から、こちらが勝手に
 あれこれ判断をしてしまうことがありました。

 従って、自発的に+1点を上げる意欲を持ってもらうためにも、本人の
 力で考えさせるよう心掛けました。



 2、結果を求めてしまう

 行動計画に落とすと、それを実施しているか、それに基づいた結果が
 出ているか、気になってしまいました。

 仕事のパフォーマンスが上がるという意味では、全く関係ないわけでは
 ありませんが、人事評価に直接影響を与えるものではないため、実際は
 実施も滞りがちとなります。

 従って、結果が出ているか気にするのではなく、行動が出来ているかを
 フォローするようにしました。



 いかがだったでしょうか?

 「ストレスフォロー」の話は以上です。

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