2012年5月25日金曜日

Excel図形透明化のまとめ


 今週は「Excel図形透明化」を取り上げました。
 今回は簡単にまとめていきます。



 まずは星5つで評価します。
 
 仕事術         Excel図形透明化
 容易さ         ★★★★
 頻度          ★
 効果(速度・費用) ★



 私はPowerPointの資料作成でちょっとだけ困っている。。。


 PowerPointの資料に、あるHPのロゴを使用したい。

 そこで、HPからロゴをコピーして、貼り付けてみたのですが、ロゴの
 周りに余分な背景色がついてしまっている。

 ロゴの周りは透明にしたいのですが、やり方がわからず。。。

 そこで見つけたのが、「Excel図形透明化」というものでした。



 やり方は簡単。

 Excelに図形を貼り付けて、「透明な色に設定」をするだけです。


 1、使用したいロゴや図をファイルとして保存する
 (直接コピーでも可)


 2、Excelを開き、「挿入」→「図」→「ファイル」で画像を挿入する
 (直接貼り付けでも可)


 3、挿入した画像を選択する


 4、「図」ツールバーの「透明な色に設定」をクリックする


 5、透明にしたい箇所をクリックする


 たったこれだけです。



 この方法を実施する時にうまくいきそうなポイントが3点あります。



 1、保存する場合はPowerPointを使用する


 透明化した図形は、PowerPointに貼り付けることで使用できますが、
 その場では使わない場合や、図形を保存しておきたい場合もあります。

 そのようなときは、一度PowerPointに図形を貼り付けてから、右クリック
 して「図として保存」を選択することで、保存できます。

 なぜかExcelではこの操作が行えないので、保存したい場合はPowerPointを
 使用しましょう。



 2、画像の文字を消したい場合はグループ化する


 背景色のみならず、画像の一部の文字を消したい場合もあるかと思います。

 文字の削除を、この透明化で行うのはかなり大変です。


 そのようなときは、PowerPoint上で上に図形をかぶせて文字を消した状態で、
 上記1の手順でいったん図として保存します。

 その後、透明化を行うと一気に文字を消すことができます。



 3、Wordでも対応可能


 Wordでも同様の操作で図形の透明化を行えます。

 なので、その場で起動している方を使用しましょう。



 ということで、ポイントを押さえて実施すると効果が高いのは
 よくわかりましたが、何回か実施する内に課題も見えてきました。



 1、完璧に消せない場合がある


 元の画像が微妙に異なる複数の色を使用している場合、完璧には消せない
 場合があります。

 そのような時は、前回ご紹介した「画像の文字を消したい場合は
 グループ化する」と同じ要領で、透明化したい領域を一つの色に変更した
 後で透明化を行います。

 それが難しい場合は、画像加工用の専門ソフトを使用するしかありません。



 2、画像の加工に許可が必要な場合がある


 HPなどで掲載されている画像に関しては、使用や加工自体が禁止されている
 場合があります。

 そのような時は、当然許可を得た上で使用するようにしましょう。

 許可自体が取れない場合は使用しないようにするしかありません。



 と、課題もありますが、いざというときにとても簡単に使用できるので
 とても便利です。


 いかがだったでしょうか?

 「Excel図形透明化」の話は以上です。

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