2013年1月17日木曜日

三色ファイルの課題


 (今週のメルマガは、過去の人気仕事術を再掲しています)


 前回は、四色のクリアファイルを実際に使ってみてどうだったのかを
 紹介しました。
 今回は、その課題をお伝えいたします。

 
 まず最初にファイルを使ってみて、課題だらけ・・・であったわけ
 ではありません。

 赤や橙のファイルは問題なく今でも順調に使っています。

 赤:今日やるべきこと
 橙:1週間以内のToDo



 一方、青と黄のファイルは使用頻度が劇的に下がってしまいました。

 青:持ち歩きたい資料
 黄:作業用の裏紙



 その理由はいろいろあるのですが、まず青のファイルは以下のような
 理由で使用頻度が下がっています。


 ・携帯の進化、iPadなどのデジタル製品の普及

 ケータイのフルブラウザでサイト閲覧ができる、PDFファイルを
 持ち運べるなど、わざわざ紙出力をする必要性が少なくなりました。

 「紙の方が読みやすい」というのは、この手の話で必ず出てくる
 話題ですが、個人的にはあまり気になりませんでした。

 それ以上に、膨大な量の情報にアクセスできるメリットの方が
 魅力的でした。

 紙出力をした際には、かさばって荷物になりますが、iPadなどは
 そういった問題と無縁になりました。

 また、紙出力に関しては、次に挙げる黄のファイルを使わなくなった
 理由とも関係してきます。 
 


 ということで、次に黄のファイルですが、こちらも2点理由がありました。


 ・裏紙が少なくなった。

 経費削減、費用削減、資源の無駄をなくそう・・・ということで、
 両面印刷が増え、使用できる裏紙が減ってしまいました。

 そのために、ルーズリーフなどキレイな紙を用意するのもなんだかなあ
 という感じです。


 ・個人情報保護法などデータに対するセキュリティ強化の流れ

 裏紙を使用する際に、裏にどのようなデータが記載されているのかを
 わざわざ確認して使用するかしないか判断するのは、時間がかかります。

 また、そのようなやり方は、どう考えても非効率です。

 外部に漏れるとまずい情報がどこに記載されているかわからない以上
 使わない方が賢明です。


 (・iPadなどでお絵描きができる)
 仮に裏紙がなくて、他の人達と話し合う際に、ちょっとした紙が必要に
 なった場合は、iPadのノートアプリで代用しました。
 
 この場合、描いた内容をすぐにメールで共有できますので、便利です。
 (もちろん紙でも携帯で写真に撮って共有すれば良いので、アプリが
 凄いと言う話ではないです。) 
 


 以上により、青と黄のファイルは使用頻度が劇的に下がってしまいました。
 今ではカバンにこの2つが入っていることはなく、替わりにデジタル製品
 が入っています。

 青と黄のファイルがないため、赤や橙のファイルはますますその色を
 鮮やかに主張しています。



 次回は、三色ファイルの簡単なまとめをしたいと思います。

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