2011年10月20日木曜日

ブレインライティングの課題

前回は、「ブレインライティング」を、実践した結果を紹介しました。
今回は、実践して出てきた課題をお伝えいたします。


ブレストと比較すると、短時間で数多くのアイディアが出るブレイン
ライティングは、ブレストでのアイディア出しが得意、苦手・・・と
いうことと関係なく、どんどん活用した方が良さそうです。


とは言え、実践しているといくつか課題が出てきました。


まず、一つ目はタイムキーパーが必要・・・ということです。


全員でアイディア出しをやってしまうと、時間管理を忘れて、ずっと
アイディア出しをしてしまうことがある。


確かに集中しているので、そのまま流してしまってもよい・・・という
考えもありますが、時間のメリハリがないと、ついダラけてしまいがち。


ということで、ケータイのアラームを使うなど、タイマーを準備して
対応しました。


ケータイのアラームであれば、わざわざ用意する手間を省けますので、
気軽に時間管理ができました。



次の課題としては、嬉しいやら悲しいやら・・・ですが、アイディアの
整理に時間がかかる・・・というのがあります。


玉石混合のアイディアがとてもたくさん出てくるので、整理にとても時間が
かかりました。


整理・・・というと、グルーピングというか、カテゴライズというか、
よく似たアイディア同士でまとめていく・・・というのが一般的ですが、
それだと、とても時間がかかりました。


似たモノ同士で集めた後に「で、結局どれにするの?」という選択に
ああだ、こうだと時間をかけてしまったからです。


選択に時間がかかってしまうので、アイディアの内容でグルーピング
するよりも、「すぐに実行できる」、「効果が高い」、「時間がかからない」
「費用がかからない」など、実行時に考慮するポイントや、狙った効果、
目的に沿った形で整理するようにしました。


これだと、選択基準を加味した形になるので、整理と共にある程度の
選択が出来ていることになります。


「すぐに実行できる」「費用がかからない」など複数の選択基準が
想定される時などは、マトリックス上にして整理をしていきました。


この形を取ることで、心おきなくアイディアを出すことに集中できました。



次回は、「ブレインライティング」の簡単なまとめをしたいと思います。

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