前回は、DiSCではどのようにタイプわけを行うのかを紹介しました。
今回は、実践した結果と分かったことをお伝えいたします。
コミュニケーションを行う際に、「この人はこのタイプかも」という
仮説を立てて、特徴ごとに少し気をつけてみるようにしました。
Dタイプの人は結論/成果重視なので、あまり回りくどく説明せずに、
端的にズバッと話をするよう心がけました。
iタイプの人は感覚/感情重視なので、あまり細かい矛盾を指摘せずに、
会話の盛り上がりを壊さないよう心がけました。
Sタイプの人は具体性/安定重視なので、あまり抽象的な話をせずに、
具体的なイメージを持ってもらえるよう心がけました。
Cタイプの人は論理性/過程重視なので、あまり感覚的な話をせずに、
論理的な矛盾がないよう心がけました。
コミュニケーションの成否を計るのは難しいですが、少なくとも
画一的な話し方をしていたこれまでに比べて、スムーズに話が進む
ようになったと感じます。
もちろんこの通りに対応すればすべて成功するわけではなく、
DiSCはあくまでも一つの参考です。
大事なのはその場面場面で相手のタイプを見極め、対応していくこと
なんだなと改めて思いました。
この大前提を忘れずに、DiSCを使ってみると、結構便利だなと
感じます。
特に感じるのは、いざ話してみて、ペースがかみ合わないなと
感じたときの、切替がスムーズにできます。
これまでは、ペースがかみ合わないと感じると焦ってました。
焦ると冷静に考えられないので、切替もできない・・・
以前はこんなサイクルにはまっていました。
今も焦るまでは変わらないのですが(笑)、自分の中で仮説が
あるので、深く考えられなくても自然と切り替えられるように
なりました。
もちろん慣れが必要ですが、なれてくると結構便利だと感じます。
と、一見すると良いことだらけですが、課題もあります。
次回はその辺のお話をしてみようと思います。
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