2011年10月12日水曜日

DiSCの実践結果

 前回は、DiSCではどのようにタイプわけを行うのかを紹介しました。
 今回は、実践した結果と分かったことをお伝えいたします。


 コミュニケーションを行う際に、「この人はこのタイプかも」という
 仮説を立てて、特徴ごとに少し気をつけてみるようにしました。


 Dタイプの人は結論/成果重視なので、あまり回りくどく説明せずに、
 端的にズバッと話をするよう心がけました。

 iタイプの人は感覚/感情重視なので、あまり細かい矛盾を指摘せずに、
 会話の盛り上がりを壊さないよう心がけました。

 Sタイプの人は具体性/安定重視なので、あまり抽象的な話をせずに、
 具体的なイメージを持ってもらえるよう心がけました。

 Cタイプの人は論理性/過程重視なので、あまり感覚的な話をせずに、
 論理的な矛盾がないよう心がけました。


 コミュニケーションの成否を計るのは難しいですが、少なくとも
 画一的な話し方をしていたこれまでに比べて、スムーズに話が進む
 ようになったと感じます。

 もちろんこの通りに対応すればすべて成功するわけではなく、
 DiSCはあくまでも一つの参考です。

 大事なのはその場面場面で相手のタイプを見極め、対応していくこと
 なんだなと改めて思いました。


 この大前提を忘れずに、DiSCを使ってみると、結構便利だなと
 感じます。

 特に感じるのは、いざ話してみて、ペースがかみ合わないなと
 感じたときの、切替がスムーズにできます。


 これまでは、ペースがかみ合わないと感じると焦ってました。

 焦ると冷静に考えられないので、切替もできない・・・


 以前はこんなサイクルにはまっていました。

 今も焦るまでは変わらないのですが(笑)、自分の中で仮説が
 あるので、深く考えられなくても自然と切り替えられるように
 なりました。

 もちろん慣れが必要ですが、なれてくると結構便利だと感じます。


 と、一見すると良いことだらけですが、課題もあります。


 次回はその辺のお話をしてみようと思います。

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