2011年10月21日金曜日

ブレインライティングのまとめ

今週は「ブレインライティング」を取り上げました。
今回は簡単にまとめていきます。



まずは星5つで評価します。

仕事術      ブレインライティング
容易さ      ★★★★
頻度       ★★
効果(速度・費用) ★★★



会議で良いアイディアを出そうと思っても、なかなか出てこない。


ブレストと称してアイディアを出そうとしても引っ込み思案で
発言できず。。。


気が付くと、声が大きい人だけが発言しています。

これではいけないと思ってアイディアを出そうとするのですが、
ついつい他の人のアイディアを批判してしまいます。


このままではいけない・・・ということで、何かないか探してみました。




そこで見つけたのが、「ブレインライティング」というものでした。


やり方は簡単。

アイディアを発言するのではなく、紙に書いていくだけです。


1、会議の参加人数分の紙と付箋を用意する

2、それぞれ1枚ずつ紙と、付箋を持つ

3、テーマを発表する

4、テーマに対するアイディアを付箋に書いて貼る

5、時間がきたら(1分30秒くらい)、隣の人に紙を渡し、その紙に
アイディアを貼っていく

6、上記5を1周繰り返す

7、出てきたアイディアを整理する


このやり方であれば、声が大きい人のアイディアばっかり・・・
ということもなく、参加者全員のアイディアを拾うことができました。


今までブレストで行っていた「新商品の販促アイディア」ですが、
ブレインライティングでアイディアを出してみることにしました。


参加人数は4名です。


1分30秒で紙を渡すのを4回繰り返しました。



果たして結果はどうだったのか?



結果として、78個のアイディアが出てきました。

時間にすれば6分で78個です。

ブレストの時だったらせいぜい15個も出れば良い方だったのに、
随分とたくさん出てきました。


ポイントは、アイディアを出す時はとにかく良いか悪いか判断しないで
数を出すことに注力しました。


多少アイディアがかぶってしまっても気にしない。
質より量を重視して出していきました。


また、リラックスした環境作りを心掛けると良さそうです。

静かに黙々と作業をすることになるので、雰囲気が暗くなりがち。

リラックスしてアイディアを出せるよう、チョコレートなどのお菓子を
用意してやりました。


また、静寂がちょっと・・・という時にはケータイにある音楽を
流したりして、できるだけ雰囲気を和やかにしようとしました。


とは言え、実践しているといくつか課題が出てきました。


まず、一つ目はタイムキーパーが必要・・・ということです。


ケータイのアラームを使うなど、タイマーを準備して対応しました。


次の課題としては、アイディアの整理に時間がかかる・・・という
のがあります。


整理・・・というと、グルーピングというか、カテゴライズというか、
よく似たアイディア同士でまとめていく・・・というのが一般的ですが、
それだと、とても時間がかかりました。


似たモノ同士で集めた後に「で、結局どれにするの?」という選択に
ああだ、こうだと時間をかけてしまったからです。


選択に時間がかかってしまうので、アイディアの内容でグルーピング
するよりも、「すぐに実行できる」、「効果が高い」、「時間がかからない」
「費用がかからない」など、実行時に考慮するポイントや、狙った効果、
目的に沿った形で整理するようにしました。


「すぐに実行できる」「費用がかからない」など複数の選択基準が
想定される時などは、マトリックス上にして整理をしていきました。


ブレストと比較すると、短時間で数多くのアイディアが出るブレイン
ライティングは、ブレストでのアイディア出しが得意、苦手・・・と
いうことと関係なく、どんどん活用した方が良さそうです。



いかがだったでしょうか?

「ブレインライティング」の話は以上です。

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