前回は、コミュニケーションにおいてテンポが合わず相手をやきもき
させてしまうのを何とか避けたい。
せめて仮説が立てられればということで、相手のコミュニケーション
タイプを把握するためのDiSCというツールがある・・・という話を
しました。
今回はDiSCでは、どのようにタイプわけを行うのかをお伝えいたします。
DiSCは、4象限で表されるので、2つの軸が存在します。
1つ目が、ペースが速いか遅いか、2つ目が、仕事志向か人志向かです。
これらの軸に沿ってそれぞれ以下のように分類されます。
ペースが速く仕事志向 → D:主導
ペースが速く人志向 → i:感化
ペースが遅く人志向 → S:安定
ペースが遅く仕事志向 → C:慎重
それぞれのタイプの性格的な特徴は以下の通りです。
D:主導 → 直接的で決断が早い
i:感化 → 楽観的で社交的
S:安定 → 思いやりがあり協力的
C:慎重 → 緻密で正確
これをコミュニケーション上の特徴に置き換えてみると以下の
ようなイメージとなります。
D:主導 → 結論/成果重視
i:感化 → 感覚/感情重視
S:安定 → 具体性/安定重視
C:慎重 → 論理性/過程重視
この4つくらいであれば、暗記して仮説を立てる上での参考に
できそうです。
4つのうちのどれかに必ず当てはまると思えば、だいぶ仮説が
立てやすくなります。
(もちろん最終的には人によってタイプは千差万別なので、4つの
タイプの中でもそれぞれ異なるという前提を忘れてはいけませんが)
では実際にDiSCを使ってみてどうだったのか?
次回はその辺のお話をしてみようと思います。
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