2011年10月13日木曜日

DiSCの課題

 前回は、「DiSC」を、実践した結果を紹介しました。
 今回は、実践して出てきた課題をお伝えいたします。


 ◆課題1
 仮説が外れることが多い

 話す前に仮説を立てるときは、判断する情報が少ないので以下の
 ような感じになるかと思います。


 なんとなくにこにこしているからiタイプかな・・・

 自信がありそうな顔をしているからDタイプかな・・・


 なんて思っていざ話してみると全然違った、なんてこともよく
 あります。

 これに関して、最初から精度の高い仮説を立てるのはなかなか
 難しいです。

 大切なのは、ちょっと話してみて違うかもと思った瞬間に
 切り替えていくことです。

 ちょっとした違いかもしれませんが、「これだ!」と信じて
 外れるのと、「外れるかも」と思って外れるのとでは、心理的に
 結構違うと感じています。

 あと、外れることが多いとわかっていたとしても初期仮説の精度を
 できるだけ高めたいところですが、これは経験を積むしかありません。

 逆に言うと、経験を積めば、多少なりともその精度が上がっていく
 のを感じられると思います。


 ◆課題2
 とっさに対応できない

 あらかじめタイプごとの対応を頭に入れ、実際にタイプを判別しても、
 その場で適切に対応できないことも多々あります。

 場面にもよりますが、基本的には話すこと自体に手一杯になってしまう
 ので、なかなか別のことを考える余裕が持てません。

 そのような時は、ある程度無意識的に対応できるようになるまでは
 意識し過ぎないようにしたほうがよいかと思います。

 無理に意識しすぎて対応がぎこちなくなったりする方がむしろ
 マイナスになってしまったりもします。

 繰り返しですが、慣れないうちはあまり意識しすぎずに、後から
 振り返って次回以降に少しずつ活かしていけばよいと思います。


 次回は、「DiSC」の簡単なまとめをしたいと思います。

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