前回は、「DiSC」を、実践した結果を紹介しました。
今回は、実践して出てきた課題をお伝えいたします。
◆課題1
仮説が外れることが多い
話す前に仮説を立てるときは、判断する情報が少ないので以下の
ような感じになるかと思います。
なんとなくにこにこしているからiタイプかな・・・
自信がありそうな顔をしているからDタイプかな・・・
なんて思っていざ話してみると全然違った、なんてこともよく
あります。
これに関して、最初から精度の高い仮説を立てるのはなかなか
難しいです。
大切なのは、ちょっと話してみて違うかもと思った瞬間に
切り替えていくことです。
ちょっとした違いかもしれませんが、「これだ!」と信じて
外れるのと、「外れるかも」と思って外れるのとでは、心理的に
結構違うと感じています。
あと、外れることが多いとわかっていたとしても初期仮説の精度を
できるだけ高めたいところですが、これは経験を積むしかありません。
逆に言うと、経験を積めば、多少なりともその精度が上がっていく
のを感じられると思います。
◆課題2
とっさに対応できない
あらかじめタイプごとの対応を頭に入れ、実際にタイプを判別しても、
その場で適切に対応できないことも多々あります。
場面にもよりますが、基本的には話すこと自体に手一杯になってしまう
ので、なかなか別のことを考える余裕が持てません。
そのような時は、ある程度無意識的に対応できるようになるまでは
意識し過ぎないようにしたほうがよいかと思います。
無理に意識しすぎて対応がぎこちなくなったりする方がむしろ
マイナスになってしまったりもします。
繰り返しですが、慣れないうちはあまり意識しすぎずに、後から
振り返って次回以降に少しずつ活かしていけばよいと思います。
次回は、「DiSC」の簡単なまとめをしたいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿