2012年3月29日木曜日
20:50:80レビューの課題
前回は、「20:50:80レビュー」を、実践した結果を紹介しました。
今回は、実践して出てきた課題をお伝えいたします。
20:50:80レビューは、作業指示を受けたタイミングで、20%・50%・80%
時点での成果物イメージを定義・共有し、そのタイミングでレビューを
行います。
使用場面も多く、効果が高いのは確かですが、実施していくうちに
何点か課題が出てきました。
1、基準が決められない
事前に基準を決めようと思っても、20%・50%・80%の状態を
定義できないことが出てきます。
そのような時は、20%・50%・80%の状態を定義するためにいったん
作業を進め、見えてきた段階で状態を定義するようにします。
とはいえ、その作業にあまり時間をかけすぎないようにしましょう。
(長くても1時間くらい)
2、レビューの時間が確保できない
レビューを行おうとしても、物理的に上司の時間を確保できないことが
出てきます。
そのような時は、メールだけでも良いので、報告を行うことで、手戻りを
最小化しましょう。
(特に認識がずれていそうな場合のみコメントをもらうようにするなど)
と、いくつか気になる課題はありますが、その点をクリアすれば
手戻りのリスクが最小化されてとても便利です。
加えて、自分自身作業の進め方をよく考えるようになったこと自体も
副次的なメリットです。
次回は、「20:50:80レビュー」の簡単なまとめをしたいと思います。
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