2012年3月30日金曜日
20:50:80レビューのまとめ
今週は「20:50:80レビュー」を取り上げました。
今回は簡単にまとめていきます。
まずは星5つで評価します。
仕事術 20:50:80レビュー
容易さ ★★★★
頻度 ★★★★
効果(速度・費用) ★★★★
私は仕事の仕事の手戻りが多いです。
頼まれた仕事を気合を入れて進めるのですが、途中段階や最終段階の
レビューで作業のやり直しが多く発生してしまう。
このままではいけない・・・ということで、何かないか探してみました。
そこで見つけたのが、「20:50:80レビュー」というものでした。
やり方は簡単。
作業全体の進捗の20%・50%・80%の段階でレビューを行うことで
手戻りを最小化するというものです。
やり方・・・と言っても特別なことをするわけではありません。
1、作業指示を受けたタイミングで、20%・50%・80%の成果物
イメージを定義・共有する
2、20%・50%・80%のタイミングでレビューを行う
たったこれだけです。
この方法を実施する時にうまくいきそうなポイントが3点あります。
1、あらかじめタイミングを決めておく
レビューの意識を高めるために、あらかじめレビューを実施する
時期を決めておきます。
できればスケジュールに組み込んでおくことができるとベストです。
2、成果物イメージを明確にする
繰り返しになりますが、各レビュータイミングごとの成果物イメージが
食い違わないように、あらかじめイメージを明確に共有しておくことが
とても重要です。
口頭ベースの曖昧な合意ではなく、できれば過去の成果物などを例に
挙げて実物のイメージを共有できるのがベストです。
3、0.5日以上のタスクを対象とする
細かなタスクもすべて20:50:80で行っていては、逆にレビューに時間が
かかりすぎてしまいます。
なので、対象は0.5日以上のタスクのみとし、0.5日以下のタスクに関しては、
明確な作業指示が可能なはずなので、指示を受けた時点で手戻りが発生
しないようなコミュニケーションを行いましょう。
ということで、ポイントを押さえて実施すると効果が高いのは
よくわかりましたが、何回か実施する内に課題も見えてきました。
1、基準が決められない
事前に基準を決めようと思っても、20%・50%・80%の状態を
定義できないことが出てきます。
そのような時は、20%・50%・80%の状態を定義するためにいったん
作業を進め、見えてきた段階で状態を定義するようにします。
とはいえ、その作業にあまり時間をかけすぎないようにしましょう。
(長くても1時間くらい)
2、レビューの時間が確保できない
レビューを行おうとしても、物理的に上司の時間を確保できないことが
出てきます。
そのような時は、メールだけでも良いので、報告を行うことで、手戻りを
最小化しましょう。
(特に認識がずれていそうな場合のみコメントをもらうようにするなど)
いかがだったでしょうか?
「20:50:80レビュー」の話は以上です。
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