2012年3月14日水曜日

Ctrl + Jの実践結果


 前回は「Ctrl + J」の具体的な使い方を紹介しました。
 今回は、実践した結果と分かったことをお伝えいたします。


 Ctrl + Jは、Excelで「セル内の改行」を意味しています。

 置換機能と組み合わせて使うのですが、置換画面でCtrl + Jとクリック
 すると、改行を別の文字に変換したり、文字を改行に変換したり
 できます。


 Ctrl + Jを知らないと、手で一件ずつ変更しないといけないので、
 大幅な時間短縮につながるのですが、Ctrl + Jを使用する時の
 ポイントを何点か見つけました。



 1、他の文字列と組み合わせられる


 Ctrl + Jは、単体でしか使用できないわけではありません。

 他の文字と組み合わせられます。

 例えば、置換前の文字列に、Ctrl + Jに続いて「A」と入力すると、
 改行とAが、置換後の文字列に変換されます。

 ただし、画面上は「A」としか表示されないので注意です。



 2、検索も行える


 これまで置換機能と併せて使う方法のみを紹介しましたが、
 単純な検索も行えます。

 Ctrl + F(検索)のウィンドウで Ctrl + J と入力して検索すると、
 改行箇所が検索できます。



 3、DeleteかBackspaceで削除


 繰り返しになりますが、Ctrl + Jは画面上表示されません。

 Ctrl + Jをクリックしたかどうか分からなくなってしまった場合は
 DeleteかBackspaceを何回かクリックして削除するのが安全です。



 Ctrl + Jをうまく使うと、面倒な改行の操作を一瞬で行う
 ことができます。

 とはいえ条件の設定が難しい場合などは、Alt + Enterで地道に
 改行しましょう。


 ということで、ポイントを押さえて実施すると効果が高いのは
 よくわかりましたが、何回か実施する内に課題も見えてきました。


 次回はその辺のお話をしてみようと思います。

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