2012年3月16日金曜日

でき短vol.180:Ctrl + Jのまとめ


 今週は「Ctrl + J」を取り上げました。
 今回は簡単にまとめていきます。



 まずは星5つで評価します。
 
 仕事術      Ctrl + J
 容易さ      ★★★★★
 頻度       ★★
 効果(速度・費用) ★★★



 Excelデータの処理で困っている・・・。


 以下の通りに2000人の社員リストを修正するよう上司から指示を
 受けました。

  (Before)
 A00010
 Zitane
 人事部
 zitane@XX.XX.com

  (After)
 A00010,Zitane,人事部,zitane@XX.XX.com


 やることのイメージは明確だけど、一つ一つ手で改行を削除して、
 代わりに,(カンマ)を入力していくのはあまりにも面倒。


 このままではいけない・・・ということで、何かないか探してみました。



 そこで見つけたのが、「Ctrl + J」というものでした。


 やり方は簡単。


 1、改行をなくしたいセル範囲を選択する


 2、Ctrl + H をクリックし、置換のウィンドウを表示する


 3、置換前の文字列で Ctrl + J をクリックする


 4、置換後の文字列で ,(カンマ)を入力する


 5、「置換」をクリックして置換する


 たったこれだけです。



 この方法を実施する時にうまくいきそうなポイントが3点あります。



 1、他の文字列と組み合わせられる


 Ctrl + Jは、他の文字と組み合わせられます。

 例えば、置換前の文字列に、Ctrl + Jに続いて「A」と入力すると、
 改行とAが、置換後の文字列に変換されます。



 2、検索も行える


 これまで置換機能と併せて使う方法のみを紹介しましたが、
 単純な検索も行えます。

 Ctrl + F(検索)のウィンドウで Ctrl + J と入力して検索すると、
 改行箇所が検索できます。



 3、DeleteかBackspaceで削除


 Ctrl + Jをクリックしたかどうか分からなくなってしまった場合は
 DeleteかBackspaceを何回かクリックして削除するのが安全です。



 ということで、ポイントを押さえて実施すると効果が高いのは
 よくわかりましたが、何回か実施する内に課題も見えてきました。


 1、何も表示されない


 Ctrl + J をクリックしても、画面上何も表示されません。

 そのため設定できているのかどうか、実際に置換するまで確認
 できません。

 なので、そもそもクリックしたのか、あるいは何回クリックしたか
 分からなくなってしまった場合は、Deleteキーあるいは
 Backspaceキーで削除するしかありません。



 2、他のアプリケーションでは使えない


 Ctrl + Jは便利なので、WordやPowerPointなどExcel以外の
 アプリケーションでも使いたくなりますが、残念ながら使用
 できません。



 さほど利用頻度は高くないかもしれませんが、いざ改行を操作したい
 時には、驚くほど時間を短縮できるので本当に便利です。




 いかがだったでしょうか?

 「Ctrl + J」の話は以上です。

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