今週は「Ctrl + J」を取り上げました。
今回は簡単にまとめていきます。
まずは星5つで評価します。
仕事術 Ctrl + J
容易さ ★★★★★
頻度 ★★
効果(速度・費用) ★★★
Excelデータの処理で困っている・・・。
以下の通りに2000人の社員リストを修正するよう上司から指示を
受けました。
(Before)
A00010
Zitane
人事部
zitane@XX.XX.com
(After)
A00010,Zitane,人事部,zitane@XX.XX.com
やることのイメージは明確だけど、一つ一つ手で改行を削除して、
代わりに,(カンマ)を入力していくのはあまりにも面倒。
このままではいけない・・・ということで、何かないか探してみました。
そこで見つけたのが、「Ctrl + J」というものでした。
やり方は簡単。
1、改行をなくしたいセル範囲を選択する
2、Ctrl + H をクリックし、置換のウィンドウを表示する
3、置換前の文字列で Ctrl + J をクリックする
4、置換後の文字列で ,(カンマ)を入力する
5、「置換」をクリックして置換する
たったこれだけです。
この方法を実施する時にうまくいきそうなポイントが3点あります。
1、他の文字列と組み合わせられる
Ctrl + Jは、他の文字と組み合わせられます。
例えば、置換前の文字列に、Ctrl + Jに続いて「A」と入力すると、
改行とAが、置換後の文字列に変換されます。
2、検索も行える
これまで置換機能と併せて使う方法のみを紹介しましたが、
単純な検索も行えます。
Ctrl + F(検索)のウィンドウで Ctrl + J と入力して検索すると、
改行箇所が検索できます。
3、DeleteかBackspaceで削除
Ctrl + Jをクリックしたかどうか分からなくなってしまった場合は
DeleteかBackspaceを何回かクリックして削除するのが安全です。
ということで、ポイントを押さえて実施すると効果が高いのは
よくわかりましたが、何回か実施する内に課題も見えてきました。
1、何も表示されない
Ctrl + J をクリックしても、画面上何も表示されません。
そのため設定できているのかどうか、実際に置換するまで確認
できません。
なので、そもそもクリックしたのか、あるいは何回クリックしたか
分からなくなってしまった場合は、Deleteキーあるいは
Backspaceキーで削除するしかありません。
2、他のアプリケーションでは使えない
Ctrl + Jは便利なので、WordやPowerPointなどExcel以外の
アプリケーションでも使いたくなりますが、残念ながら使用
できません。
さほど利用頻度は高くないかもしれませんが、いざ改行を操作したい
時には、驚くほど時間を短縮できるので本当に便利です。
いかがだったでしょうか?
「Ctrl + J」の話は以上です。
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