2012年8月3日金曜日

仮想ドライブのまとめ


 今週は「仮想ドライブ」を取り上げました。
 今回は簡単にまとめていきます。



 まずは星5つで評価します。
 
 仕事術      仮想ドライブ
 容易さ      ★★★
 頻度       ★★★★
 効果(速度・費用) ★★



 私は、ファイルを探して開くのに不便を感じている・・・。


 私のPCは全部Cドライブにデータが入っているので、個人で
 使用するフォルダ以外の、システム用のフォルダまで全部一緒に入って
 いる・・・

 そのシステム用のフォルダが結構たくさんあるので、それだけでも表示用
 のスペースをとられてしまう、そのくせ自分では基本的には使わないので
 良いことがない・・・


 このままではいけない・・・ということで、何かないか探してみました。



 そこで見つけたのが、「仮想ドライブ」というものでした。



 やり方は簡単。

 仮想ドライブ機能を使用して、ドライブとして独立させたいフォルダを
 ドライブのように見せかけるだけです。



 1、メモ帳(テキストファイル)を開く

 2、以下のように記述する
   subst [ドライブ名]: [割り当てたいフォルダ名]

 3、任意の名前でファイルを保存し、拡張子を「.bat」に変更する

 4、ファイルを以下のフォルダにコピーする
   [システムフォルダ]:\Documents and Settings\All Users\
   スタート メニュー\プログラム\スタートアップ

   ※Windows Vista以降の場合は、\Documents and Settings
   の部分が、\Usersとなる

 5、PCを再起動する



 たったこれだけです。



 この方法を実施する時にうまくいきそうなポイントが3点あります。



 1、ドライブ名は重ならないようにする

 当たり前ですが、割り当てるドライブ名(A~Z)は、既存のドライブ
 (Cなど)と重ならないようにする



 2、ドライブ名は分かりやすいものにする

 割り当てるフォルダの頭文字にするなど、感覚的に分かりやすい
 ドライブ名を割り当てると覚えやすくて便利です。



 3、使用頻度が高いフォルダを割り当てる

 使用頻度が高く、深めの階層にあるフォルダを割り当てると、
 結果的にアクセススピードを速めることになります。



 ということで、ポイントを押さえて実施すると効果が高いのは
 よくわかりましたが、何回か実施する内に課題も見えてきました。



 1、ハードディスクの容量を消費する

 仮想ドライブを割り当てるとハードディスクの容量を消費することに
 なるそうです。

 通常気にする必要はありませんが、パフォーマンスが極端に遅いと
 感じるときなどは、仮想ドライブの割り当てを控えましょう。



 2、OSによってフォルダが異なる

 一昨日もご紹介したとおり、Windows XP以前とVista以降ではファイルを
 保存するフォルダが異なります。

 なので、OSのバージョンアップのタイミングで再設定する場合は
 注意が必要です。



 上記のような課題はありますが、自分が見たいフォルダのみが
 表示されるのでとても便利です。

 しかも、1回設定しておけば、毎回PCの起動時に自動的にドライブが
 作成されます。



 いかがだったでしょうか?

 「仮想ドライブ」の話は以上です。

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