2012年10月11日木曜日

理論・経験・実践の課題


 前回は、「理論・経験・実践」を、実践した結果を紹介しました。
 今回は、実践して出てきた課題をお伝えいたします。


 理論・経験・実践は、相手に物事をわかりやすく教えるための方法です。


 とは言え、実施していくうちに何点か課題が出てきました。



 1、実践の時間がかかる

 実践させようとすると、そもそも時間がかかってしまうことに加え、
 自分と同じ要領ではできずに思いのほか時間がかかってしまいます。

 そのため、時間がない中での実践を省きたくなることが出てきます。

 そのような時は、学習効率が低下してしまうことと、最悪の場合教え
 直すことになるリスクを考慮したうえで判断するようにしましょう。



 2、複数の相手に教えるのが難しい

 複数の相手に教える場合、相手の経験値が大きく異なると、全員にとって
 わかりやすい経験・実践を提供するのが難しくなることが出てきます。

 そのような時は、全員にとってわかりやすい経験・実践を準備するか、
 場自体を分けることを検討します。

 場自体を分けるとその分倍の時間が必要となるので、結局はトータルの
 効率を考慮したうえで判断することになります。



 次回は「理論・経験・実践」の簡単なまとめをしたいと思います。

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