前回は、話がうまく伝わらない、結果的に合意できていない原因を
考え、形容詞にその原因があるのではないかというお話をしました。
今回は形容詞の使い方をお伝えいたします。
厳密には副詞も含まれるかと思いますが、ここでは認識のずれが
発生しそうなものをひっくるめて「形容詞」と呼ぶことにします。
形容詞に話が伝わらない原因があるのであれば、いっその事形容詞を
使わなければ良いのではないか?
と思ったのですが、改めて普段の会話を思い出してみると、
いかに形容詞を多く使っているかがわかります。
形容詞ってやはり便利ですよね。
なので、これらを一つも使わないというのはちょっと非現実的だな。
そもそも形容詞自体がすべて悪いのではなく、人によって認識が
異なる場合に問題になってしまうということだし・・・
ということは、認識がずれる可能性があるものに関して、しっかりと
定義することから始めてみよう。
ということで試してみました。
例えば、こんな感じです。
・すぐ → 本日のXX時まで
・多めに → 従業員100名以下
・難しい → 1週間時間が必要
・きれい → 資料の体裁が整っている
もちろんこれらの定義が絶対正しいのではなく、あくまでも
その会話における自分自身の定義です。
つまるところ話している相手と同じ基準を持てればよいので
その場で話しながら変えても構いません。
これなら会話もスムーズに進みそうだぞ。
では、実践してみた結果はどうだったのか?
次回はその辺のお話をしてみようと思います。
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