2011年9月13日火曜日

形容詞を定義する

 前回は、話がうまく伝わらない、結果的に合意できていない原因を
 考え、形容詞にその原因があるのではないかというお話をしました。
 今回は形容詞の使い方をお伝えいたします。

 厳密には副詞も含まれるかと思いますが、ここでは認識のずれが
 発生しそうなものをひっくるめて「形容詞」と呼ぶことにします。


 形容詞に話が伝わらない原因があるのであれば、いっその事形容詞を
 使わなければ良いのではないか?


 と思ったのですが、改めて普段の会話を思い出してみると、
 いかに形容詞を多く使っているかがわかります。

 形容詞ってやはり便利ですよね。


 なので、これらを一つも使わないというのはちょっと非現実的だな。

 そもそも形容詞自体がすべて悪いのではなく、人によって認識が
 異なる場合に問題になってしまうということだし・・・


 ということは、認識がずれる可能性があるものに関して、しっかりと
 定義することから始めてみよう。

 ということで試してみました。


 例えば、こんな感じです。


 ・すぐ → 本日のXX時まで
 ・多めに → 従業員100名以下
 ・難しい → 1週間時間が必要
 ・きれい → 資料の体裁が整っている


 もちろんこれらの定義が絶対正しいのではなく、あくまでも
 その会話における自分自身の定義です。

 つまるところ話している相手と同じ基準を持てればよいので
 その場で話しながら変えても構いません。


 これなら会話もスムーズに進みそうだぞ。


 では、実践してみた結果はどうだったのか?


 次回はその辺のお話をしてみようと思います。

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