前回は、Ctrl + Zコピーの使い方を紹介しました。
今回は、使用して出てきた課題をお伝えいたします。
基本的にはとても便利なのですが、以下のような課題が出てきました。
◆課題1
関数が入力されている場合に使えない
セルに関数が入力されている場合に、Ctrl + Zコピーを
使用すると関数自体がコピーされてしまい、値をコピー
することができません。
その場合は、セル全体をコピーして、形式を選択して貼り付け
を使用するしかありません。(Alt → E → S → V)
ただ、これはメリットでもあり、関数を参照しているセルを
全く変えずにコピーしたい場合に、Ctrl + Zコピーが有効です。
通常のセルコピーだと、相対参照されてしまいますが、
(例えば、「=A1」というA1を参照しているセルを一つ下の
セルにコピーすると、自動的にずれて「=B1」となる)
Ctrl + Zコピーだと、そのまま「=A1」とすることが可能です。
状況に応じて使い分けると良いですね。
◆課題2
値以外をコピーできない
値のみをコピーしているので当たり前なのですが、
値以外のものをコピーできません。
値しか貼り付けない場合は良いのですが、途中で書式を
貼り付けたくなった場合には、再度元のセルをコピーしなおす
必要が出てきます。
通常のセルコピーだと、状況に応じて貼り付ける対象を
値・書式で切り替えることができます。
(ちなみに書式の貼り付けは、Alt → E → S → T です)
ですので、後々のことを考えて使い分ける必要が出てきます。
次回は、Ctrl + Zコピーの簡単なまとめをしたいと思います。
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