2011年9月29日木曜日

Ctrl + Zコピーの課題

 前回は、Ctrl + Zコピーの使い方を紹介しました。
 今回は、使用して出てきた課題をお伝えいたします。


 基本的にはとても便利なのですが、以下のような課題が出てきました。


 ◆課題1
 関数が入力されている場合に使えない

 セルに関数が入力されている場合に、Ctrl + Zコピーを
 使用すると関数自体がコピーされてしまい、値をコピー
 することができません。

 その場合は、セル全体をコピーして、形式を選択して貼り付け
 を使用するしかありません。(Alt → E → S → V)


 ただ、これはメリットでもあり、関数を参照しているセルを
 全く変えずにコピーしたい場合に、Ctrl + Zコピーが有効です。

 通常のセルコピーだと、相対参照されてしまいますが、
 (例えば、「=A1」というA1を参照しているセルを一つ下の
 セルにコピーすると、自動的にずれて「=B1」となる)
 Ctrl + Zコピーだと、そのまま「=A1」とすることが可能です。

 状況に応じて使い分けると良いですね。


 ◆課題2
 値以外をコピーできない

 値のみをコピーしているので当たり前なのですが、
 値以外のものをコピーできません。

 値しか貼り付けない場合は良いのですが、途中で書式を
 貼り付けたくなった場合には、再度元のセルをコピーしなおす
 必要が出てきます。

 通常のセルコピーだと、状況に応じて貼り付ける対象を
 値・書式で切り替えることができます。
 (ちなみに書式の貼り付けは、Alt → E → S → T です)

 ですので、後々のことを考えて使い分ける必要が出てきます。


 次回は、Ctrl + Zコピーの簡単なまとめをしたいと思います。

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