前回は、PowerPointで水平・垂直方向にコピー・貼り付けを行う方法を
紹介しました。
今回は、PowerPointのコピー・貼り付けの課題をお伝えいたします。
前回紹介したのは、Ctrl + Shift + マウス という方法。
図形を選択した状態で CtrlキーとShiftキーをクリックしたまま
マウスでドラッグ&ドロップすると、その図形が水平方向または
垂直方向にコピーできます。
特に表を作る場合や図形の位置をきれいに揃えたい場合は
本当に便利です。
・・・ではあるのですが、課題もあります。
1、 図形同士を接するようにできない
表形式に図形を並べるときに、図形同士をちょうど接するようにしたい
と感じることがあります。
残念ながら今回の方法ではそれを行うのは難しく、あらかじめ設定が
必要になります。
「表示」メニューから「グリッドとガイド」を選択します。
「描画オブジェクトをほかのオブジェクトに合わせる」をチェックし、
「OK」をクリックします。
この状態で図形のコピー・貼り付けを行うと、他の図形に接するように
並べることができます。
2、微調整ができない
Ctrl + Shift + マウスでコピー・貼り付けを行うと、あらかじめ
決められた一定の間隔で図形が移動します。
この間隔よりも小さな間隔で移動させたい、つまりは微調整したい
こともあります。
このときは、Altキーを同時にクリックします。
Altキーには、「図形を小さな単位で移動する」という意味があるので
微調整を行うことが可能となります。
これですっきり解消!と思われたかもしれませんが、実は上記1と2が
ちょっと矛盾しているのが課題です。
Altで微調整を行ってしまうと、その図形に関しては、接するように
しづらくなってしまいます。
なので、極力Altでの微調整は行わずに(その状態でも基本的には
しっかりと揃っていてきれいなはずなので)、最終的にどうしても
微調整したい場合に使用するくらいが良いのはないかと思います。
次回は、PowerPointのコピー・貼り付けの簡単なまとめをしたいと
思います。
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