2011年9月1日木曜日

PowerPointのコピー・貼り付けの課題

 前回は、PowerPointで水平・垂直方向にコピー・貼り付けを行う方法を
 紹介しました。
 今回は、PowerPointのコピー・貼り付けの課題をお伝えいたします。


 前回紹介したのは、Ctrl + Shift + マウス という方法。

 図形を選択した状態で CtrlキーとShiftキーをクリックしたまま
 マウスでドラッグ&ドロップすると、その図形が水平方向または
 垂直方向にコピーできます。


 特に表を作る場合や図形の位置をきれいに揃えたい場合は
 本当に便利です。

 ・・・ではあるのですが、課題もあります。


 1、 図形同士を接するようにできない

 表形式に図形を並べるときに、図形同士をちょうど接するようにしたい
 と感じることがあります。

 残念ながら今回の方法ではそれを行うのは難しく、あらかじめ設定が
 必要になります。

 「表示」メニューから「グリッドとガイド」を選択します。

 「描画オブジェクトをほかのオブジェクトに合わせる」をチェックし、
 「OK」をクリックします。

 この状態で図形のコピー・貼り付けを行うと、他の図形に接するように
 並べることができます。


 2、微調整ができない

 Ctrl + Shift + マウスでコピー・貼り付けを行うと、あらかじめ
 決められた一定の間隔で図形が移動します。

 この間隔よりも小さな間隔で移動させたい、つまりは微調整したい
 こともあります。

 このときは、Altキーを同時にクリックします。

 Altキーには、「図形を小さな単位で移動する」という意味があるので
 微調整を行うことが可能となります。


 これですっきり解消!と思われたかもしれませんが、実は上記1と2が
 ちょっと矛盾しているのが課題です。

 Altで微調整を行ってしまうと、その図形に関しては、接するように
 しづらくなってしまいます。

 なので、極力Altでの微調整は行わずに(その状態でも基本的には
 しっかりと揃っていてきれいなはずなので)、最終的にどうしても
 微調整したい場合に使用するくらいが良いのはないかと思います。


 次回は、PowerPointのコピー・貼り付けの簡単なまとめをしたいと
 思います。

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