2012年6月29日金曜日
ベンジャミン・フランクリンの功罪表のまとめ
今週は「ベンジャミン・フランクリンの功罪表」を取り上げました。
今回は簡単にまとめていきます。
まずは星5つで評価します。
仕事術 ベンジャミン・フランクリンの功罪表
容易さ ★★★★★
頻度 ★
効果(速度・費用) ★★★★
私は、決断をすることができない・・・。
考慮すべきことが多い、正解がなく意思決定が難しい、または重要な
案件であったり、慎重に話を進めたい・・・といった時には、決断が
なかなかできない・・・。
このままではいけない・・・ということで、何かないか探してみました。
そこで見つけたのが、「ベンジャミン・フランクリンの功罪表」と
いうものでした。
やり方は簡単。
考慮すべき項目を紙に書き出して決断するだけです。
1、紙を用意し、真ん中に縦線を書き、左上にPRO(メリット)、
右上にCON(デメリット)と書く
2、左側にメリットや賛成する理由を、右側にその逆を、それぞれ
箇条書きで書いていく
3、相殺できそうな項目を見つけ、消していく(1:nの相殺でも良い)
4、残った項目を見て決断する
たったこれだけです。
この方法を実施する時にうまくいきそうなポイントが3点あります。
1、まずは書き出す
頭の中のゴチャゴチャをすっきりさせるために、思い付いたことを、
どんどん書き出すようにしました。
2、書き出した項目を整理する
相殺すると共に、書き出した項目から、付随するものがないかなどを
整理してリストを精緻化するようにしました。
3、一晩寝かす
客観的な視点を盛り込むために、一晩寝かして、リストを見てみる
ようにしました。
ということで、ポイントを押さえて実施すると効果が高いのは
よくわかりましたが、何回か実施する内に課題も見えてきました。
1、メリット、デメリットの切り分けが難しい
靴屋さんが、海外展開を考えた時に、現地の人が靴を履いていない
のを見て「靴を欲しがる人がいない(デメリット)」と見るか、
「靴を全員に売り込むチャンスがある(メリット)」と見るかは、
その人の判断で決まってしまいます。
従って、表面的なメリット、デメリットではなく、実際に自分が
行動をする時にどういった影響があるかなど、具体的アクションを
ベースにメリット、デメリットを切り分けてやると、現実的な判断が
しやすくなりました。
2、第三の選択肢が生まれない
○×、やる or やらない、賛成 or 反対など、白黒はっきりさせる
やり方なので、第三の選択肢が生まれにくいです。
従って、意思決定を行う前に、必ず目的を確認し、その目的に沿った
第三の選択肢がないかどうかチェックしてから、功罪表を使用する
ようにしていました。
いかがだったでしょうか?
「ベンジャミン・フランクリンの功罪表」の話は以上です。
2012年6月28日木曜日
ベンジャミン・フランクリンの功罪表の課題
前回は、「ベンジャミン・フランクリンの功罪表」を、実践した結果を
紹介しました。
今回は、実践して出てきた課題をお伝えいたします。
ベンジャミン・フランクリンの功罪表は、考慮すべき項目を全て
紙に書き出して、決断する・・・というものです。
とは言え、実施していくうちに何点か課題が出てきました。
1、メリット、デメリットの切り分けが難しい
靴屋さんが、海外展開を考えた時に、現地の人が靴を履いていない
のを見て「靴を欲しがる人がいない(デメリット)」と見るか、
「靴を全員に売り込むチャンスがある(メリット)」と見るかは、
その人の判断で決まってしまいます。
従って、表面的なメリット、デメリットではなく、実際に自分が
行動をする時にどういった影響があるかなど、具体的アクションを
ベースにメリット、デメリットを切り分けてやると、現実的な判断が
しやすくなりました。
2、第三の選択肢が生まれない
○×、やる or やらない、賛成 or 反対など、白黒はっきりさせる
やり方なので、第三の選択肢が生まれにくいです。
従って、意思決定を行う前に、必ず目的を確認し、その目的に沿った
第三の選択肢がないかどうかチェックしてから、功罪表を使用する
ようにしていました。
次回は「ベンジャミン・フランクリンの功罪表」の簡単なまとめをしたい
と思います。
2012年6月27日水曜日
ベンジャミン・フランクリンの功罪表の実践結果
前回は「ベンジャミン・フランクリンの功罪表」の具体的な進め方を
紹介しました。
今回は、実践した結果と分かったことをお伝えいたします。
ベンジャミン・フランクリンの功罪表は、考慮すべき項目を全て
紙に書き出して、決断する・・・というものです。
そこで、この方法を実施する時に、うまくいきそうなポイントを
何点か見つけました。
1、まずは書き出す
頭の中のゴチャゴチャをすっきりさせるために、思い付いたことを、
どんどん書き出すようにしました。
2、書き出した項目を整理する
相殺すると共に、書き出した項目から、付随するものがないかなどを
整理してリストを精緻化するようにしました。
3、一晩寝かす
客観的な視点を盛り込むために、一晩寝かして、リストを見てみる
ようにしました。
上記3点を意識して、進めていくと、思った以上にうまくやることが
できました。
ということで、ポイントを押さえて実施すると効果が高いのは
よくわかりましたが、何回か実施する内に課題も見えてきました。
次回はその辺のお話をしてみようと思います。
2012年6月26日火曜日
ベンジャミン・フランクリンの功罪表の進め方
前回は、決断をすることができない・・・。
考慮すべきことが多い、正解がなく意思決定が難しい、または重要な
案件であったり、慎重に話を進めたい・・・といった時には、決断が
なかなかできない・・・。
このままではいけないので、ベンジャミン・フランクリンの功罪表を
試してみる・・・という話をしました。
今回はそのベンジャミン・フランクリンの功罪表の進め方をお伝え
いたします。
やり方・・・と言っても特別なことをするわけではありません。
1、紙を用意し、真ん中に縦線を書き、左上にPRO(メリット)、
右上にCON(デメリット)と書く
2、左側にメリットや賛成する理由を、右側にその逆を、それぞれ
箇条書きで書いていく
3、相殺できそうな項目を見つけ、消していく(1:nの相殺でも良い)
4、残った項目を見て決断する
たったこれだけです。
例えば、テーマが「A社に転職するかどうか?」であれば・・・
PRO:
・給与アップ
・通勤時間が短縮
・休日日数アップ
・やりがいがある
・注目されている分野(将来性がありそう)
CON:
・新しいスキル習得が必要
・現在の人脈やノウハウが使えない
・専門分野が細かすぎて、今後の転職は難しそう
このように、PRO、CONを出します。
その後に相殺できそうな項目は消していきます。
今回の例で言えば、相殺をして、下記が残りました。
PRO:
・給与アップ
・注目されている分野(将来性がありそう)
CON:
・新しいスキル習得が必要
たくさん項目があると、なかなか決められないですが、項目が
絞られると、決断に向けた検討もしやすくなります。
とは言え、やってみるといろいろとわかったことがあります。
次回はその辺のお話をしてみようと思います。
2012年6月25日月曜日
決断は先延ばし
ずばり! 私は決断をすることができません。
考慮すべきことが多い、正解がなく意思決定が難しい、または重要な
案件であったり、慎重に話を進めたい・・・といった時には、決断が
なかなかできない・・・。
このままではいけない・・・ということで、何かないか探してみました。
そこで見つけたのが、「ベンジャミン・フランクリンの功罪表」
というものでした。
やり方は簡単。
考慮すべき項目を紙に書き出して決断するだけです。
んん???
紙に書き出すだけで決断できる???
大切なテーマだからこそ、熟考に熟考を重ねてやろうとしているのに
紙に書くだけで簡単にできるようになるのかな?
かなり怪しいですが、批判はやってからにしよう・・・ということで
とりあえず試してみることにしました。
次回はその辺のお話をしてみようと思います。
2012年6月22日金曜日
ピボットテーブルのまとめ
今週は「ピボットテーブル」を取り上げました。
今回は簡単にまとめていきます。
まずは星5つで評価します。
仕事術 ピボットテーブル
容易さ ★★★★
頻度 ★★★★
効果(速度・費用) ★★★★★
私は、データの集計が遅い・・・。
売上データを集計しているときに、エリア別・月別・担当者別・商品別
の合計・平均など様々な切り口で集計したいんだけど、毎回フィルタや
関数で行っていると時間がかかりすぎてしまう・・・。
このままではいけない・・・ということで、何かないか探してみました。
そこで見つけたのが、「ピボットテーブル」というものでした。
やり方は簡単。
表データを選択して、ピボットテーブルといわれる集計表を作成し
項目をドラッグ&ドロップするだけで自動集計してくれます。
1、集計したい表全体を選択する
2、「データ」→「ピボットテーブルとピボットグラフレポート」を
選択し、「完了」をクリックする
3、行・列・データアイテムそれぞれの領域に、集計したい項目を
ドラッグ&ドロップする
4、表の任意の個所を右クリック→「フィールドの設定」で集計単位
などを変更する(必要な場合)
5、元データを変更した際は、表の任意の個所を右クリックし、
「データの更新」をクリックする
たったこれだけです。
この方法を実施する時にうまくいきそうなポイントが3点あります。
1、複数の項目を追加可能
行のフィールド・列のフィールドに、複数の項目を追加できます。(同様に
ドラッグ&ドロップするだけです)
例えば大エリア(関東・関西など)の下に、小エリア(東京・千葉など)
を追加します。
2、ページのフィールドを利用する
一番上のページのフィールドに項目を設定すると、ピボットテーブル全体に
対して絞込みをかけることもできます。
例えば、「年度」という項目を設定し、「2012年」を選択すると、
ピボットテーブル全体が、2012年のデータのみに絞られます。
3、明細を確認できる
例えば、売上データの集計で、東京エリアの商品Aの売上合計を確認した際に
その明細を確認したいこともあります。
そんなときに明細を見たい値をダブルクリックすると、該当する元データが
表示されます。
ということで、ポイントを押さえて実施すると効果が高いのは
よくわかりましたが、何回か実施する内に課題も見えてきました。
1、どこに何をドラッグ&ドロップすれば良いかわからない
慣れるまでは、どこに何をドラッグ&ドロップすればどのような結果が
得られるかわからなくなる時が出てきます。
そのような時は、あまり深く考えずに、該当しそうな項目を適当に
ドラッグ&ドロップし、結果を確認しながら修正するのがお奨めです。
(項目をすぐに変更できる点がピボットテーブルの良い点なので)
2、値を参照しづらい
ピボットテーブルで集計した結果を利用して、計算式で計算しようとすると、
特殊な関数が入力され絶対参照となってしまい不便です。
そのような時は、テーブル全体を別の場所にコピーしてから計算するように
しましょう。
いかがだったでしょうか?
「ピボットテーブル」の話は以上です。
2012年6月21日木曜日
ピボットテーブルの課題
前回は、「ピボットテーブル」を、実践した結果を紹介しました。
今回は、実践して出てきた課題をお伝えいたします。
ピボットテーブルは、Excelの表データを様々な切り口で瞬時に
集計するためのものです。
複数項目を設定できたり、明細まで確認できたりととても便利です。
とは言え、実施していくうちに何点か課題が出てきました。
1、どこに何をドラッグ&ドロップすれば良いかわからない
慣れるまでは、どこに何をドラッグ&ドロップすればどのような結果が
得られるかわからなくなる時が出てきます。
そのような時は、あまり深く考えずに、該当しそうな項目を適当に
ドラッグ&ドロップし、結果を確認しながら修正するのがお奨めです。
(項目をすぐに変更できる点がピボットテーブルの良い点なので)
2、値を参照しづらい
ピボットテーブルで集計した結果を利用して、計算式で計算しようとすると、
特殊な関数が入力され絶対参照となってしまい不便です。
そのような時は、テーブル全体を別の場所にコピーしてから計算するように
しましょう。
次回は「ピボットテーブル」の簡単なまとめをしたいと思います。
2012年6月20日水曜日
ピボットテーブルの実践結果
前回は「ピボットテーブル」の具体的な使い方を紹介しました。
今回は、実践した結果と分かったことをお伝えいたします。
ピボットテーブルは、Excelの表データを様々な切り口で瞬時に
集計するためのものです。
例えば、売上データをエリア別・月別・担当者別・商品別の合計・平均
など様々な切り口で集計してくれます。
そこで、ピボットテーブルを実施する時に、うまくいきそうなポイントを
何点か見つけました。
1、複数の項目を追加可能
行のフィールド・列のフィールドに、複数の項目を追加できます。(同様に
ドラッグ&ドロップするだけです)
例えば大エリア(関東・関西など)の下に、小エリア(東京・千葉など)
を追加します。
2、ページのフィールドを利用する
一番上のページのフィールドに項目を設定すると、ピボットテーブル全体に
対して絞込みをかけることもできます。
例えば、「年度」という項目を設定し、「2012年」を選択すると、
ピボットテーブル全体が、2012年のデータのみに絞られます。
3、明細を確認できる
例えば、売上データの集計で、東京エリアの商品Aの売上合計を確認した際に
その明細を確認したいこともあります。
そんなときに明細を見たい値をダブルクリックすると、該当する元データが
表示されます。
上記3点を意識して、進めていくと、思った以上に色々と使えることが
わかりました。
ということで、ポイントを押さえて実施すると効果が高いのは
よくわかりましたが、何回か実施する内に課題も見えてきました。
次回はその辺のお話をしてみようと思います。
2012年6月19日火曜日
ピボットテーブルの使い方
前回は、データの集計が遅い・・・。
売上データを集計しているときに、エリア別・月別・担当者別・商品別
の合計・平均など様々な切り口で集計したいんだけど、毎回フィルタや
関数で行っていると時間がかかりすぎてしまう・・・。
このままではいけないので、ピボットテーブルを試してみる・・・と
いう話をしました。
今回はそのピボットテーブルの使い方をお伝えいたします。
やり方・・・と言っても特別なことをするわけではありません。
1、集計したい表全体を選択する
2、「データ」→「ピボットテーブルとピボットグラフレポート」を
選択し、「完了」をクリックする
3、行・列・データアイテムそれぞれの領域に、集計したい項目を
ドラッグ&ドロップする
4、表の任意の個所を右クリック→「フィールドの設定」で集計単位
などを変更する(必要な場合)
5、元データを変更した際は、表の任意の個所を右クリックし、
「データの更新」をクリックする
たったこれだけです。
例えば、売上データの集計であれば・・・
行のフィールドに「エリア」、列のフィールドに「商品」、
データアイテムに「売上金額」をドラッグ&ドロップします。
すると、各エリアごと、各商品ごとの売上金額の合計が一覧化
されます。
おお、これはすごい!
デフォルトでは合計が表示されますが、データアイテム部分を
右クリックして、「フィールドの設定」をクリックすると、
データの個数・平均・最大値・最小値・比率など集計方法を
変更できます。
すごすぎる・・・表データの集計はこれ一つでばっちりです。
とは言え、やってみるといろいろとわかったことがあります。
次回はその辺のお話をしてみようと思います。
2012年6月18日月曜日
データの集計が遅い
ずばり! 私はExcelのデータの処理が苦手です。
先日売上データを集計していたときに、上司から「関東エリアのA商品
の売上合計教えてくれない?」といわれたので、オートフィルタや
sum関数を駆使して算出しました。
一安心と思ったのもつかの間、すかさず、「関西のB商品は?」と聞かれ
再び算出しました。
そんな調子で、どんどん聞かれました。
「5月別の売上は?」
「担当者XXさんの売上は?」
「関西の京都地区の平均は?」
「全商品のうちのA商品の売上割合は?」
ふう~、疲れた・・・
なんとか結果は算出したのですが、毎回数分時間がかかるので、
しまいには、「ありがとう、でももう少し速く計算できると
良いんだけどね」と言われてしまいました。
たしかに、毎回これだとちょっと時間がかかりすぎてしまう・・・
このままではいけない・・・ということで、何かないか探してみました。
そこで見つけたのが、「ピボットテーブル」というものでした。
やり方は簡単。
表データを選択して、ピボットテーブルといわれる集計表を作成し
項目をドラッグ&ドロップするだけで自動集計してくれます。
何となく難しそうに感じたのですが、毎回時間をかけてられないので
ピボットテーブルを試してみることにしました。
次回はその辺のお話をしてみようと思います。
2012年6月15日金曜日
TRIZのまとめ
今週は「TRIZ」を取り上げました。
今回は簡単にまとめていきます。
まずは星5つで評価します。
仕事術 TRIZ
容易さ ★★
頻度 ★★
効果(速度・費用) ★★★
私は、たくさんのアイディア出しは難しい・・・。
ブレインストーミングなどアイディアをたくさん出す必要がある時に、
一生懸命がんばるが、なかなか出てこない・・・。
このままではいけない・・・ということで、何かないか探してみました。
そこで見つけたのが、「TRIZ」というものでした。
やり方は簡単。
事前にチェックリストを用意しておき、そのチェックリストに従って、
アイディアを出していくだけです。
1、会議前にチェックリストを、会議出席者の数だけ、印刷しておく
http://bizmakoto.jp/bizid/articles/0804/22/news064_2.html
2、アイディアを出すテーマや対象を決める
3、チェックリストの項目で今回使えそうなものにチェックを付ける
4、チェックした項目でアイディアを出す
5、出したアイディアを発表する
たったこれだけです。
この方法を実施する時にうまくいきそうなポイントが3点あります。
1、リズムよくチェックする
項目のチェックは直感的に使える、使えないの判断を行い、できるだけ、
時間をかけないようにしました。
2、あくまでも刺激の一つとして利用する
チェックリストを使うのが目的ではなく、アイディアを出すことが目的
なので、チェックリストと直接関係がないアイディアが出てきても気にせず
発表することを心掛けました。
3、言葉の定義をしない
「分けよ」と「離せ」って意味が同じじゃない?など、言葉によっては
よく似たものや、わかりにくいものがあります。
そのような言葉の定義や意味で時間を潰さず、アイディア出しに集中する
ことを心掛けました。
ということで、ポイントを押さえて実施すると効果が高いのは
よくわかりましたが、何回か実施する内に課題も見えてきました。
1、リストを事前に用意しないといけない
チェックリストの項目は40個あるため、会議前に事前に用意をして
おかないと、その場で即興で使うことは難しかったです。
2、人によって進行度合いが異なる
個々人がチェックリストに従って進めると、進行度合いが異なり、
結果として出てくるアイディアの数に差が出ました。
従って、チェックリストを使う前にどの程度の時間を使うのか
事前にアナウンスをしてから始めるようにしました。
個人的な感覚としては、チェックを付けるのは、5分。
アイディア出しの時間は都度決めるのがオススメです。
いかがだったでしょうか?
「TRIZ」の話は以上です。
2012年6月14日木曜日
TRIZの課題
前回は、「TRIZ」を、実践した結果を紹介しました。
今回は、実践して出てきた課題をお伝えいたします。
TRIZは会議前にチェックリストを用意して、会議中にそこに書かれて
ある項目を使うことで、アイディアを出していこうというものです。
とは言え、実施していくうちに何点か課題が出てきました。
1、リストを事前に用意しないといけない
チェックリストの項目は40個あるため、会議前に事前に用意をして
おかないと、その場で即興で使うことは難しかったです。
従って、会議前に忘れないよう用意しました。
2、人によって進行度合いが異なる
個々人がチェックリストに従って進めると、進行度合いが異なり、
結果として出てくるアイディアの数に差が出ました。
従って、チェックリストを使う前にどの程度の時間を使うのか
事前にアナウンスをしてから始めるようにしました。
個人的な感覚としては、チェックを付けるのは、5分。
アイディア出しの時間は都度決めるのがオススメです。
次回は「TRIZ」の簡単なまとめをしたいと思います。
2012年6月13日水曜日
TRIZの実践結果
前回は「TRIZ」の具体的な進め方を紹介しました。
今回は、実践した結果と分かったことをお伝えいたします。
TRIZは会議前にチェックリストを用意して、会議中にそこに書かれて
ある項目を使うことで、アイディアを出していこうというものです。
そこで、この方法を実施する時に、うまくいきそうなポイントを
何点か見つけました。
1、リズムよくチェックする
項目のチェックは直感的に使える、使えないの判断を行い、できるだけ、
時間をかけないようにしました。
2、あくまでも刺激の一つとして利用する
チェックリストを使うのが目的ではなく、アイディアを出すことが目的
なので、チェックリストと直接関係がないアイディアが出てきても気にせず
発表することを心掛けました。
3、言葉の定義をしない
「分けよ」と「離せ」って意味が同じじゃない?など、言葉によっては
よく似たものや、わかりにくいものがあります。
そのような言葉の定義や意味で時間を潰さず、アイディア出しに集中する
ことを心掛けました。
上記3点を意識して、進めていくと、思った以上にうまくやることが
できました。
ということで、ポイントを押さえて実施すると効果が高いのは
よくわかりましたが、何回か実施する内に課題も見えてきました。
次回はその辺のお話をしてみようと思います。
2012年6月12日火曜日
TRIZの進め方
前回は、たくさんのアイディア出しは難しい・・・。
ブレインストーミングなどアイディアをたくさん出す必要がある時に、
一生懸命がんばるが、なかなか出てこない・・・。
このままではいけないので、TRIZを試してみる・・・と
いう話をしました。
今回はそのTRIZの進め方をお伝えいたします。
やり方・・・と言っても特別なことをするわけではありません。
1、会議前にチェックリストを、会議出席者の数だけ、印刷しておく
http://bizmakoto.jp/bizid/articles/0804/22/news064_2.html
2、アイディアを出すテーマや対象を決める
3、チェックリストの項目で今回使えそうなものにチェックを付ける
4、チェックした項目でアイディアを出す
5、出したアイディアを発表する
たったこれだけです。
例えば、テーマが「顧客対応に時間がかかっている」であれば・・・
分けよ:
電話対応と現場に行く人を分ける。電話対応専任を設ける。
2つを併せよ:
定期メンテナンスの際に、顧客ヒアリングを行う。
予測し仕掛けておけ:
よくある問い合わせ、問題集を用意しておき、全営業員に配付しておく。
大ざっぱに解決せよ、一部だけ解決せよ:
対応票の作成をリアルタイムにできるようにする。
このように、チェックリストを使ってアイディアを出していきます。
ゼロから考えるとなかなか難しいですが、一見関係のない言葉でも
ちょっとしたものがあると、それっぽいアイディアが出てきます。
とは言え、やってみるといろいろとわかったことがあります。
次回はその辺のお話をしてみようと思います。
2012年6月11日月曜日
たくさんのアイディア出しは難しい
ずばり! 私はたくさんのアイディアを出すことができません。
ブレインストーミングなどアイディアをたくさん出す必要がある時に、
一生懸命がんばるのですが、なかなか出てきません。
このままではいけない・・・ということで、何かないか探してみました。
そこで見つけたのが、「TRIZ」というものでした。
やり方は簡単。
事前にチェックリストを用意しておき、そのチェックリストに従って、
アイディアを出していくだけです。
一生懸命頑張ってもなかなか出てこないのに、チェックリストを用意
するだけで、そんなに簡単に出せるようになるのかなと、かなり怪しいと
思ったのですが、他にこれといった案もなかったので、とりあえずこの
やり方を試してみることにしました。
次回はその辺のお話をしてみようと思います。
2012年6月8日金曜日
仕事術ランキング 総合評価(トップ3)編
3月26日-6月1日の間で、10個の仕事術を紹介しました。
今週はその10個の仕事術を、ランキング形式で振り返ってみます。
本日は、総合評価トップ3です。
容易さ、頻度、効果の★の数を数値化しています。
満点は30点です。
点数が同じ場合は、効果、頻度、容易さの順で大きいものを
上位にしています。
「オススメの仕事術は何かなー」という時にはぜひこちらを参考に
してみてください。
- 総合評価ランキング トップ3 -
3位 SMART 20
私は目標設定が下手・・・。
会議や評価の面談などで、自分なりに目標を設定するが、ついつい
曖昧なものにしてしまい、結果として、行動に繋がらなかったり、
振り返ると仕事で成果が出たのか評価が難しい・・・ということが
とても多い・・・。
このままではいけない・・・ということで、何かないか探してみました。
そこで見つけたのが、「SMART」というものでした。
やり方は簡単。
チェックリストで、目標が適切に設定されているかチェック
するだけです。
1、目標を設定する
2、目標が適切かチェックする
Specific:テーマは具体的か?
Measurable:定量的に測定できる?
Achievable:達成可能なものか?
Result-based:「成果」に基づいているか?
Time-oriented:タイム・フレームは意識されているか?
(期限があるか?)
では、第2位の発表です。
2位 Ctrl + 1 23
私は、Excelのセルの書式設定が非効率です。
セルの書式設定はよく行うのですが、毎回毎回マウスを使って
開くのはかなり非効率的な気がします。
このままではいけない・・・ということで、何かないか探してみました。
そこで見つけたのが、「Ctrl + 1」というものでした。
やり方は簡単。
書式を設定したいセルを選択した状態で、Ctrl + 1をクリックすると
「セルの書式設定」のダイアログが開きます。
最後に、栄えある第1位の発表です。
1位 20:50:80レビュー 25
私は仕事の仕事の手戻りが多いです。
頼まれた仕事を気合を入れて進めるのですが、途中段階や最終段階の
レビューで作業のやり直しが多く発生してしまう。
このままではいけない・・・ということで、何かないか探してみました。
そこで見つけたのが、「20:50:80レビュー」というものでした。
やり方は簡単。
作業全体の進捗の20%・50%・80%の段階でレビューを行うことで
手戻りを最小化するというものです。
やり方・・・と言っても特別なことをするわけではありません。
1、作業指示を受けたタイミングで、20%・50%・80%の成果物
イメージを定義・共有する
2、20%・50%・80%のタイミングでレビューを行う
いかがだったでしょうか?
ランキングは以上です。
2012年6月7日木曜日
仕事術ランキング 総合評価編
3月26日-6月1日の間で、10個の仕事術を紹介しました。
今週はその10個の仕事術を、ランキング形式で振り返ってみます。
本日は「総合評価編」です。
容易さ、頻度、効果の★の数を数値化しています。
満点は30点です。
点数が同じ場合は、効果、頻度、容易さの順で大きいものを
上位にしています。
「オススメの仕事術は何かなー」という時にはぜひこちらを参考に
してみてください。
- 総合評価ランキング -
10位 Excel図形透明化 13
9位 Bullshit Bingo 18
8位 sumproduct関数 18
7位 Think Big, Act Small 18
6位 オズボーンのチェックリスト 18
5位 デフラグ 19
4位 SCAMPER 19
10位を除くと9位から4位まで2ポイント差と、それぞれの仕事術に
大きさ点差は付いていません。
従って、自分が活用しようかな・・・という時には、容易さ、頻度、
効果のどれを重視するかを意識した方が良さそうです。
次回は総合評価ランキングトップ3です。
2012年6月6日水曜日
仕事術ランキング 効果編
3月26日-6月1日の間で、10個の仕事術を紹介しました。
今週はその10個の仕事術を、ランキング形式で振り返ってみます。
本日は「効果編」です。
効果は「影響の大きさ」と「効果が出る早さ」で評価しています。
★の数が同じ場合は、影響が大きいものを上位にしています。
「効果的なものは何かなー」という時にはぜひこちらを参考に
してみてください。
- 効果ランキング -
10位 Excel図形透明化 ★
9位 デフラグ ★
8位 Bullshit Bingo ★★★
7位 sumproduct関数 ★★★
6位 Ctrl + 1 ★★★
5位 Think Big, Act Small ★★★★
4位 オズボーンのチェックリスト ★★★★
3位 SCAMPER ★★★★
2位 SMART ★★★★
1位 20:50:80レビュー ★★★★
6位の「Ctrl + 1」と7位の「sumproduct関数」は、速度的な効果が
最も見込めます。
1位から5位と8位は影響の大きさが見込めます。
次回は総合評価ランキングです。
2012年6月5日火曜日
仕事術ランキング 頻度編
3月26日-6月1日の間で、10個の仕事術を紹介しました。
今週はその10個の仕事術を、ランキング形式で振り返ってみます。
本日は「頻度編」です。
頻度は「使う場面の多さ」と「使う回数の多さ」で評価しています。
★の数が同じ場合は、使う場面が多いものを上位にしています。
「いろいろな所で使えるのは何かなー」という時にはぜひこちらを
参考にしてみてください。
- 頻度ランキング -
10位 Think Big, Act Small ★
9位 Excel図形透明化 ★
8位 Bullshit Bingo ★
7位 オズボーンのチェックリスト ★★
6位 SCAMPER ★★
5位 sumproduct関数 ★★
4位 SMART ★★★
3位 デフラグ ★★★
2位 20:50:80レビュー ★★★★
1位 Ctrl + 1 ★★★★
頻度が高いトップ2は、当たり前だけど意外にやっていない仕事術です。
使用する場面という意味では、「20:50:80レビュー」が最も高いので
ぜひ使ってみたいところです。
次回は効果ランキングです。
2012年6月4日月曜日
仕事術ランキング 容易さ編
3月26日-6月1日の間で、10個の仕事術を紹介しました。
今週はその10個の仕事術を、ランキング形式で振り返ってみます。
本日は「容易さ編」です。
容易さは「覚えやすいか?」と「使いやすいか?」で評価しています。
★の数が同じ場合は、習得が容易なものを上位にしています。
「気軽に始められるものは何かなー」という時にはぜひこちらを
参考にしてみてください。
- 容易さランキング -
10位 オズボーンのチェックリスト ★★★
9位 SCAMPER ★★★
8位 SMART ★★★
7位 sumproduct関数 ★★★
6位 20:50:80レビュー ★★★★
5位 デフラグ ★★★★
4位 Think Big, Act Small ★★★★
3位 Excel図形透明化 ★★★★
2位 Ctrl + 1 ★★★★
1位 Bullshit Bingo ★★★★★
1位「Bullshit Bingo」・2位「Ctrl + 1」・9位「SCAMPER」・
10位「オズボーンのチェックリスト」は、習得に差はありません。
また、1位「Bullshit Bingo」・4位「Think Big, Act Small」
・5位「デフラグ」・6位「20:50:80レビュー」は、使用に差は
ありません。
従って、効果など他の項目を参考にして、自分のスタイルにあった
ものから始めると良いと思います。
次回は頻度ランキングです。
2012年6月1日金曜日
Bullshit Bingoのまとめ
今週は「Bullshit Bingo」を取り上げました。
今回は簡単にまとめていきます。
まずは星5つで評価します。
仕事術 Bullshit Bingo
容易さ ★★★★★
頻度 ★
効果(速度・費用) ★★★
私は、会議で集中することが苦手・・・。
会議に集中できないだけでなく、会議中に飽きてしまい、ついつい
寝てしまうことがあるなど、会議で自分の役割を果たすことができて
いないことが、とても多いです。
このままではいけない・・・ということで、何かないか探してみました。
そこで見つけたのが、「Bullshit Bingo」というものでした。
やり方は簡単。
会議前にビンゴを用意し、会議中にそれを使用するだけです。
1、(会議前)ビンゴを用意する
ノートに5x5のマスを用意する それぞれのマスに業界用語や会議で
よく使う言葉を書いておく
2、(会議中)書いてある言葉を誰かが発言したらその言葉を
消していく
3、縦、横、斜めのいずれかでそろったら「Bullshit!(くだらん!)」と
叫んで席を立つ
たったこれだけです。
この方法を実施する時にうまくいきそうなポイントが3点あります。
1、参加者や議題をイメージしながら予想する
参加者や議題から思い浮かぶ場面を想像しながら、キーワードを
出していきました。
2、並べ方にこだわらない
会議に集中することが目的なので、ビンゴになりそうな配置など、
目的に合わないことにはこだわらないようにしました。
3、ちょっとした道具として使う
準備に時間をかける割に効果が限定的なので、眠くなる昼食後の
会議に使用するなど、ちょっとした用途で使うようにしました。
ということで、ポイントを押さえて実施すると効果が高いのは
よくわかりましたが、何回か実施する内に課題も見えてきました。
1、自分の役割を忘れてしまいがち
ビンゴに夢中になってしまい、会議における自分の役割を忘れて
しまいがちになってしまいました。
そのため、会議前にビンゴを用意する際に、自分が果たす役割も併せて
考えておくようにしました。
2、準備が面倒
会議の事前シミュレーションとしては効果的ですが、そうは言っても
準備が面倒でした。
そのため、どの会議でもよく使われるフレーズは事前に用意しておき、
残ったマスにその会議特有の言葉を入れるなど、テンプレートを用意
して準備時間をできるだけ減らすようにしました。
いかがだったでしょうか?
「Bullshit Bingo」の話は以上です。
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