2012年6月26日火曜日

ベンジャミン・フランクリンの功罪表の進め方


 前回は、決断をすることができない・・・。


 考慮すべきことが多い、正解がなく意思決定が難しい、または重要な
 案件であったり、慎重に話を進めたい・・・といった時には、決断が
 なかなかできない・・・。



 このままではいけないので、ベンジャミン・フランクリンの功罪表を
 試してみる・・・という話をしました。


 今回はそのベンジャミン・フランクリンの功罪表の進め方をお伝え
 いたします。


 やり方・・・と言っても特別なことをするわけではありません。


 1、紙を用意し、真ん中に縦線を書き、左上にPRO(メリット)、
   右上にCON(デメリット)と書く


 2、左側にメリットや賛成する理由を、右側にその逆を、それぞれ
     箇条書きで書いていく


 3、相殺できそうな項目を見つけ、消していく(1:nの相殺でも良い)


 4、残った項目を見て決断する



 たったこれだけです。



 例えば、テーマが「A社に転職するかどうか?」であれば・・・


 PRO:
 ・給与アップ
 ・通勤時間が短縮
 ・休日日数アップ
 ・やりがいがある
 ・注目されている分野(将来性がありそう)


 CON:
 ・新しいスキル習得が必要
 ・現在の人脈やノウハウが使えない
 ・専門分野が細かすぎて、今後の転職は難しそう
 

 このように、PRO、CONを出します。

 その後に相殺できそうな項目は消していきます。

 今回の例で言えば、相殺をして、下記が残りました。


 PRO:
 ・給与アップ
 ・注目されている分野(将来性がありそう)


 CON:
 ・新しいスキル習得が必要

 

 たくさん項目があると、なかなか決められないですが、項目が
 絞られると、決断に向けた検討もしやすくなります。


 とは言え、やってみるといろいろとわかったことがあります。


 次回はその辺のお話をしてみようと思います。

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