2012年7月4日水曜日
リアルタイムスケジューリングの実践結果
前回は「リアルタイムスケジューリング」の具体的な進め方を紹介
しました。
今回は、実践した結果と分かったことをお伝えいたします。
リアルタイムスケジューリングは、結局同じ時間にできることは1つだけ
なので、であるならば会議だけでなく個人タスクに関しても、タイム
ライン上ですべてブロックしてしまい、他の優先度の高いタスクや予定が
入った時に、その場でスケジュールを変更していく・・・というものです。
そこで、この方法を実施する時に、うまくいきそうなポイントを
何点か見つけました。
1、タスクは最大2時間までの間で見積もる
一番怖いのは見積もりが大きくずれてしまうこと。
特に2時間を超したタスクは、過去に同様の経験がない限り、根拠が
乏しいので見積もりが大きくずれる可能性が高まります。
なので、2時間を超すものについては、タスクを分解します。
そうすることによって、タスクの進め方を確認するとともに、見積もりの
精度を高めることができます。
2、細かいタスクはまとめて時間を確保する
基本はすべてタイムライン上ですが、30分以下の細かいタスクを一つ一つ
管理しているときりがありません。
なので、それらのタスクはまとめて30分程度の時間を確保して対応します。
3、バッファを確保する
すべてタイムライン上と言うことで、スケジュールをきつきつで詰めてしまうと
急なタスクなどが入ってずれたときにすべてずれることになってしまい大変です。
また、想定外に見積もりがずれてしまった時も大変です。
なので、それらのリスクに対応するために、バッファは定期的に確保しておきます。
大体2時間に対して30分程度確保しておくと良いと思います。
(その30分が必要なければ後のタスクを前倒しにすれば良いだけなので)
上記3点を意識して、進めていくと、思った以上にうまくやることが
できました。
ということで、ポイントを押さえて実施すると効果が高いのは
よくわかりましたが、何回か実施する内に課題も見えてきました。
次回はその辺のお話をしてみようと思います。
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