2012年7月6日金曜日

リアルタイムスケジューリングのまとめ


 今週は「リアルタイムスケジューリング」を取り上げました。
 今回は簡単にまとめていきます。



 まずは星5つで評価します。
 
 仕事術      リアルタイムスケジューリング
 容易さ      ★★★
 頻度       ★★★★
 効果(速度・費用) ★★★★



 私は、スケジュールやタスクの管理が苦手・・・。

 タスク自体を忘れることはないのですが、タスクがあふれてしまい
 結果的に期日に間に合わないことがよくある。


 このままではいけない・・・ということで、何かないか探してみました。



 そこで見つけたのが、「リアルタイムスケジューリング」と
 いうものでした。



 やり方は簡単。

 タイムライン上ですべてのタスクを管理し、変更があった場合は
 その場(リアルタイム)で変更していくだけです。



 1、タスクが発生したときに、期日を確認し、所要時間を見積もる


 2、タイムライン上の空いてる時間をブロックする


 3、他の重要なタスクや会議などと重なって変更が必要になった場合は、
  その場でそのタスクを別の日時に移動する

  (くれぐれも同一時刻に複数のタスクを設定しないようにします)


 4、移動できない場合や間に合わない場合は必要に応じて相談する



 たったこれだけです。



 この方法を実施する時にうまくいきそうなポイントが3点あります。



 1、タスクは最大2時間までの間で見積もる

 一番怖いのは見積もりが大きくずれてしまうこと。

 特に2時間を超したタスクは、過去に同様の経験がない限り、根拠が
 乏しいので見積もりが大きくずれる可能性が高まります。

 なので、2時間を超すものについては、タスクを分解します。

 そうすることによって、タスクの進め方を確認するとともに、見積もりの
 精度を高めることができます。


 2、細かいタスクはまとめて時間を確保する

 基本はすべてタイムライン上ですが、30分以下の細かいタスクを一つ一つ
 管理しているときりがありません。

 なので、それらのタスクはまとめて30分程度の時間を確保して対応します。


 3、バッファを確保する

 すべてタイムライン上と言うことで、スケジュールをきつきつで詰めてしまうと
 急なタスクなどが入ってずれたときにすべてずれることになってしまい大変です。

 また、想定外に見積もりがずれてしまった時も大変です。

 なので、それらのリスクに対応するために、バッファは定期的に確保しておきます。

 大体2時間に対して30分程度確保しておくと良いと思います。



 ということで、ポイントを押さえて実施すると効果が高いのは
 よくわかりましたが、何回か実施する内に課題も見えてきました。



 1、煩わしさを感じる


 その場その場でタイムライン上でパズルを組み替えていくイメージなので、
 忙しくて余裕がなくなると煩わしさを感じてしまいます。

 ただ、管理自体を怠ると、結果としてタスクの終わる時間が見えず、
 コミットできずにスケジュールが遅延するという悪い流れを生み出して
 しまうので、煩わしく感じるときや、特にタスクがあふれてしまっている
 ときこそ実践するよう心がける必要があります。



 2、厳密に管理したくなってしまう


 管理が習慣化すると、厳密に管理すること自体が目的となってしまいがち
 になり、結果的にスケジュールの管理に必要以上に時間を割いてしまう
 ことがでてきます。

 そのような時は、スケジュールの管理に費やしている時間を計ってみる
 ことで、必要以上に時間をかけすぎていないかを定期的に確認するように
 しましょう。




 いかがだったでしょうか?

 「リアルタイムスケジューリング」の話は以上です。

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