2012年7月5日木曜日

リアルタイムスケジューリングの課題


 前回は、「リアルタイムスケジューリング」を、実践した結果を
  紹介しました。
 今回は、実践して出てきた課題をお伝えいたします。


 リアルタイムスケジューリングは、結局同じ時間にできることは1つだけ
 なので、であるならば会議だけでなく個人タスクに関しても、タイム
 ライン上ですべてブロックしてしまい、他の優先度の高いタスクや予定が
 入った時に、その場でスケジュールを変更していく・・・というものです。


 とは言え、実施していくうちに何点か課題が出てきました。



 1、煩わしさを感じる


 その場その場でタイムライン上でパズルを組み替えていくイメージなので、
 忙しくて余裕がなくなると煩わしさを感じてしまいます。

 ただ、管理自体を怠ると、結果としてタスクの終わる時間が見えず、
 コミットできずにスケジュールが遅延するという悪い流れを生み出して
 しまうので、煩わしく感じるときや、特にタスクがあふれてしまっている
 ときこそ実践するよう心がける必要があります。

 特に細かい管理が苦手な方は強く意識しましょう。



 2、厳密に管理したくなってしまう


 管理が習慣化すると、厳密に管理すること自体が目的となってしまいがち
 になり、結果的にスケジュールの管理に必要以上に時間を割いてしまう
 ことがでてきます。

 そのような時は、スケジュールの管理に費やしている時間を計ってみる
 ことで、必要以上に時間をかけすぎていないかを定期的に確認するように
 しましょう。

 逆に細かい管理が好きな方は要注意です。



 次回は「リアルタイムスケジューリング」の簡単なまとめをしたいと思います。

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