2012年4月3日火曜日

オズボーンのチェックリストの進め方


 前回は、自分はアイディアマンではない・・・。


 ブレインストーミングなどで「いざ、やるぞ!」と気合を入れて
 始めるのですが、アイディアがさっぱり出てこない結果、気が付いたら
 周りの人ばかりアイディアを出していることがほとんど・・・。

 このままではいけないので、オズボーンのチェックリスト
 を試してみる・・・という話をしました。


 今回はそのオズボーンのチェックリストの進め方をお伝えいたします。


 やり方・・・と言っても特別なことをするわけではありません。


 1、アイディアを出すテーマや対象を決める



 2、下記9つの項目のチェックリストに従い、アイディアを出していく


   転用:新しい使い道は?他分野へ適用は?

   応用:似たものは?何か真似はできないか?
   
   変更:意味、働き、音、様式、型の変更は?
  
   拡大:より大きく、強く、高く、長く、厚く

   縮小:より小さく、軽く、弱く、短く、省略、分割
   
   代用:人、物、材料、素材、製法、動力、場所

   再利用:要素、型、配置、順序、因果、ペース

   逆転:前後転、左右転、上下転、順番転、役割

   結合:合体、ブレンド



 たったこれだけ、2ステップです。




 例えば「既存コンサルティングサービスの拡販」という
 テーマであれば・・・

 転用:コンサルタント育成講座の開設
 応用:コンサル手法を新卒研修に盛り込む
 縮小:会社単位や部門単位ではなく、個人向けに提供
 代用:コンサルタントの派遣ではなく、遠隔地からネットで提供
 再利用:成果物をテンプレート化し、事例集として販売
 結合:コンサルティングと研修をセットにして提供


 このような形で、考えるきっかけを与えることで、アイディアを
 引き出すものです。

 まっさらな状態・・・と言えば、聞こえはいいですが、そこから
 何かを生み出すのは意外と難しかったりします。

 それをチェックリストという形で、ある程度、絞ってあげることで
 考えやすくなる・・・というのが、このチェックリストの良い所です。


 とは言え、やってみるといろいろとわかったことがあります。


 次回はその辺のお話をしてみようと思います。

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