2012年4月13日金曜日

Ctrl + 1のまとめ


 今週は「Ctrl + 1」を取り上げました。
 今回は簡単にまとめていきます。



 まずは星5つで評価します。
 
 仕事術      Ctrl + 1
 容易さ      ★★★★★
 頻度       ★★★★
 効果(速度・費用) ★★★



 私は、Excelのセルの書式設定が非効率です。

 セルの書式設定はよく行うのですが、毎回毎回マウスを使って
 開くのはかなり非効率的な気がします。

 このままではいけない・・・ということで、何かないか探してみました。



 そこで見つけたのが、「Ctrl + 1」というものでした。


 やり方は簡単。

 書式を設定したいセルを選択した状態で、Ctrl + 1をクリックすると
 「セルの書式設定」のダイアログが開きます。

 たったこれだけです。


 ただ、その後の操作をマウスで行うと、トータルとしての時間はほとんど
 変わらず、あまり速くなりません。。。

 なので、Ctrl + 1をクリックした後の基本的な操作方法をご紹介します。


 1、タブの移動

 通常のシート移動と同じく、Ctrl + PgUp/PgDnで移動できます


 2、項目の選択

 編集したい項目名の後ろのカッコ内に書いてあるアルファベットをAltキーと
 同時にクリックすると選択できます。

 項目を選択した後は、矢印キーで選択できます。


 3、項目の決定

 「OK」ボタンが選択されている(膨らんでいる)状態で、「Enter」を
 クリックすると、設定した内容が反映されます。

 「OK」ボタンが選択されていない場合は、Tabキーを1~2回クリックして、
 選択します。


 4、項目のキャンセル

 設定した内容を止めたい場合や、書式設定のダイアログを間違えて開いて
 しまった場合は、「Esc」キーをクリックすると、閉じることができます。



 この方法を実施する時にうまくいきそうなポイントが3点あります。



 1、タブの移動はCtrl + Tabでも可能


 タブの移動はCtrl + Tabでもできます。

 こちらの方が押しやすいという方は、こちらを使ってみてください。



 2、罫線もショートカットキーで設定できる


 「罫線」タブのアルファベットが記載されてない部分に関しても、実は
 ショートカットキーが割り当てられています。

 左:Alt + L(Left)
 右:Alt + R(Right)
 上:Alt + T(Top)
 下:Alt + B(Bottom)
 内側(横方向):Alt + H(Horisontal)
 内側(横方向):Alt + V(Vertical)
 右斜め:Alt + U
 左斜め:Alt + D(Diagonal)



 3、アルファベットは覚える必要はない


 ダイアログ内に書かれているアルファベットを最初からすべて覚えようと
 すると大変です。

 よく使うものは、自然と覚えていくので、最初のうちは、見ながら押す
 ようにしましょう。



 ということで、ポイントを押さえて実施すると効果が高いのは
 よくわかりましたが、何回か実施する内に課題も見えてきました。



 1、マウスの方が速い場合がある


 色の変更など、一部の操作に関しては、Ctrl + 1を使用せずに
 ツールバーをマウスでクリックしたほうが速いものもあります。

 そのような時は、操作単体で捉えるのではなく、操作全体で考えたときの
 生産性を意識して考えるようにして、マウスを使わないようにしましょう。



 2、ショートカットキーが表示されていないものがある


 繰り返しですが、書式設定のダイアログ内でも、罫線の設定の一部に
 関しては、ショートカットキーが表示されておらず、知らないと使用
 できません。

 調べる時間がない場合は、他のセルで設定されているものの書式のみを
 コピーするか、設定されていない場合はマウスで操作するしかありません。




 いかがだったでしょうか?

 「Ctrl + 1」の話は以上です。

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