2012年4月12日木曜日

Ctrl + 1の課題


 前回は、「Ctrl + 1」を、実践した結果を紹介しました。
 今回は、実践して出てきた課題をお伝えいたします。


 書式を設定したいセルを選択した状態で、Ctrl + 1をクリックすると
 「セルの書式設定」のダイアログが開きます。

 書式設定の操作が速くなるのは確かですが、実施していくうちに
 何点か課題が出てきました。



 1、マウスの方が速い場合がある


 色の変更など、一部の操作に関しては、Ctrl + 1を使用せずに
 ツールバーをマウスでクリックしたほうが速いものもあります。

 例えば、文字色の変更をCtrl + 1で行おうとすると、以下の手順
 となります。

 1.Ctrl + PgUp/PgDnでフォントタブに移動する

 2.Alt + C(Color)をクリックする

 3.矢印キーで色を選択する

 4.TabでOKボタンを選択する

 5.EnterでOKボタンをクリックする

 上記操作も慣れてしまえばそれなりに速くできるのですが、少なくとも
 最初のうちはマウスでツールバーから設定したほうが速いです。

 と、操作単体で捉えるのではなく、操作全体で考えたときの生産性を
 意識して考えるようにすると、マウスを使わないほうが良いと思います。



 2、ショートカットキーが表示されていないものがある


 前回お伝えしたとおり、書式設定のダイアログ内でも、罫線の設定の
 一部に関しては、ショートカットキーが表示されておらず、知らないと
 使用できません。

 一つ一つ試しに押してみて、調べる時間があればよいですが、
 時間がない場合は、他のセルで設定されているものの書式のみをコピー
 するか、設定されていない場合はマウスで操作するしかありません。



 と、いくつか気になる課題はありますが、その点をクリアすれば
 書式設定のスピードが上がりとても便利です。


 次回は、「Ctrl + 1」の簡単なまとめをしたいと思います。

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