2012年4月4日水曜日

オズボーンのチェックリストの実践結果


 前回は「オズボーンのチェックリスト」の具体的な進め方を紹介
 しました。
 今回は、実践した結果と分かったことをお伝えいたします。


 まっさらな状態で何かを考え出すよりも、オズボーンのチェック
 リストを使うことで、ある程度絞ってあげることで、アイディアを
 出しやすくします。

 
 そこで、この方法を実施する時に、うまくいきそうなポイントを
 何点か見つけました。



 1、全てを無理に使おうとしない


 9つの項目全てでアイディアを出そうとしないで、アイディアが
 出そうなものからどんどん使っていくのが効果的です。

 リストの上から順番に考えていくのもいいですが、それはそれで
 時間がかかってしまいます。

 従って、出てこなかったら適度に切り上げて、次の項目に進んで
 いました。




 2、あくまでも刺激の一つとして利用する

 チェックリストは考えを引きだすきっかけでしかありません。

 従って、直接関係がないアイディアが出てきても気にせず発表する
 ことを心掛けました。





 3、言葉の定義をしない

 「他分野へ適用は、転用じゃなくて応用じゃない?」など、言葉を
 気にすると時間がどんどん奪われてしまいます。


 刺激の一つ、きっかけに過ぎないので、そこは個々人の勝手な解釈
 に任せ、アイディア出しに集中することにしました。



 上記3点を意識して、進めていくと、思った以上にうまくやることが
 できました。


 ということで、ポイントを押さえて実施すると効果が高いのは
 よくわかりましたが、何回か実施する内に課題も見えてきました。


 次回はその辺のお話をしてみようと思います。

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