前回は「トーキングスティック」の具体的な進め方を紹介しました。
今回は、実践した結果と分かったことをお伝えいたします。
トーキングスティックは、新商品の販促アイディアや業務改善
アイディアを出す時に使ってみました。
もちろんトーキングスティックなるものはありませんので、
ボールペンをスティック代わりに使いました。
最初はルールの周知が徹底されていなかったせいなのか、いつもの
調子でついつい発言中に割り込んでくる人がいました。
しかし「発言が終わったら、その人にスティックを渡す」など、
1度スティックを持って発言する経験をすると、次第にルールが
徹底されてくるようになりました。
結果として、いつも声の大きい人だけが満足していた会議が
参加者全員の発言を集約したものになっていき、議論を尽くした
感じで終われることが多くなりました。
意外な結果として、今まで声の大きい人達は、自分の発言に
夢中で、あまり他の人達の声を聞いていなかった(聞く機会が
なかった・・・とも言えます)が、ゆっくり聞くようになり
他の人達の発言を踏まえ、冷静に判断できるようになった
みたいです。
個人プレーが目立つ会議が、チームプレー中心の会議に・・・。
とっても効果が高く、継続して使っていこうと思いましたが、
何回か使う内に課題も見えてきました。
次回はその辺のお話をしてみようと思います。
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