前回は、議論をしていると、相手を責めてしまう・・・。
議論をしていて夢中になってくると、あまり相手のことは考えなくなり
発言も熱を帯びてきて、結果として、内容ではなく、ついつい相手を
攻撃しているような印象を持たれてしまう・・・。
これじゃあ、議論がうまく進まない・・・。
このままではいけないので、We vs Problemを試してみる・・・
という話をしました。
今回はそのWe vs Problemの進め方をお伝えいたします。
We vs Problemは「個人攻撃ではなく、テーマに集中するために、
ホワイトボードを使用したりして、客観的な発言を心掛ける」という
ものです。
そのために、まずはホワイトボードを用意します。
そこに今回のテーマを記述します。
このテーマを見ながら、議論を進めていきます。
議論を進める時はもちろん相手を攻撃しないよう意識します。
「You vs Me(個人攻撃)」ではなく・・・
「We(私達全員) vs Problem(テーマ)」
これを実現するために、下記2つを意識して議論するようにしました。
・「なぜ(Why)」の多用を避け、「どうしたら(How)」を議論する
・主観ではなく、客観的事実や数字に置き換える
「なぜ(Why)」で終わらせてしまうと、ついつい責任問題になって
しまいがちです。
従って、解決策を考える所まで必ず進めるようにしました。
また、良い、悪いなど主観的な印象で離すと、これまた感情論になりがち。
なぜ良いと思ったのか、悪いと思ったのか、発生している事象や数字に
置きかえることで、できるだけ客観的に見るように心がけました。
ということで、やり方はとてもシンプルなのですが、使ってみると
いろいろとわかったことがあります。
次回はその辺のお話をしてみようと思います。
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