2012年1月11日水曜日

直近ToDo管理の実践結果


 前回は「直近ToDo管理」の具体的な進め方を紹介しました。
 今回は、実践した結果と分かったことをお伝えいたします。


 1、直近の開始日付を確認
 2、作業量(作業時間)を見積
 3、上記1、2から出た完了時間と期限を比較
 4、期限内であれば、ToDo登録。期限を過ぎた場合は、要調整。


 上記ステップを見るとわかる通り、最初から無理のないスケジュールを
 組めば、何とかなるだろう・・・という作戦なのですが、実践すると
 うまくいきそうなポイントを何点か見つけました。


 1、ToDoは詰め込み過ぎない

 突発作業やお客様からの電話対応など、予定通りに時間を使えることは
 ほとんどありませんでした。
 
 また作業量の見積も、作業を始めると、思った以上に時間がかかることが
 わかり、どうしても増えてしまうことが多かったです。

 そのため、ToDoは詰め込みすぎないように気を付けました。



 2、ToDoの組替はしない

 お客様や上司から急な依頼をされたり、問題が発生したり・・・と
 重要度や緊急度は常に変動します。


 そこで、作業予定を変更して対応しようとするのですが、その時に
 自分の視点で判断した重要度や緊急度はできるだけやらないように
 しました。

 自分にとって、重要度や緊急度は低かったとしても、相手がそう思う
 ことはないように思います。
 (重要度が低い扱いをされたら気分が悪いですよね。)

 従って、ToDoの組替に時間を割くぐらいなら、ひとつでも多くToDoを
 こなしていく方を重視しました。



 3、期限から逆算しない

 期限から逆算して開始日付を決めると、8月31日の夏休みの宿題のように
 時間の余裕があるから、ついつい作業を後回しにしがちです。

 結果として、ギリギリになって始める余裕のないスケジュールを組むことに
 なるので、直近の開始日付を意識するようにしました。

 開始日付で着手できなければ遅れ・・・とすることで、バッファーを
 バッファーとして使うことができるようになりました。


 ということで、ポイントを押さえて使うと効果が高いのは
 よくわかりましたが、何回か使う内に課題も見えてきました。


 次回はその辺のお話をしてみようと思います。

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