2012年9月4日火曜日

五分五分締切の進め方


 前回は、いつも締切ギリギリで作業を終えている・・・。


 余裕を持って作業に取りかかりたいと思いながら、いつも締切
 直前に作業を始め結局、締切前に作業が終わらない。いつも
 締切直前ギリギリ・・・。



 このままではいけないので、五分五分締切を試してみる・・・と
 いう話をしました。


 今回はその五分五分締切の進め方をお伝えいたします。


 やり方・・・と言っても特別なことをするわけではありません。


 1、対象となるタスクを洗い出す

 2、50%の確率で完了する工数を見積もる   (担当者や関係者がスケジュールに入れがちなバッファー
   をなくす)

 3、90%の確率で完了する工数を見積もる   (バッファーを明確にする。不確実な作業の場合は、上記2の
   工数の50%を足した工数が目安。)

 4、作業を開始する日付を決める(五分五分締切)




 たったこれだけです。



 例えば、システム構築プロジェクトの経営層への報告資料作成
 であれば・・・
 
 50%:3人日
 90%:5人日
 
 このように作業見積に幅を持たせ、どれくらいの工数で完了
 するのか、感度、予測を立てます。

 その際に併せて、想定される課題(50%、90%それぞれの
 根拠になるもの)を整理しておきます。

 今回の例であれば、

 ・マネジメントが必要とするデータが何か整理に時間がかかる

 などです。

 このようにしておけば、進捗に影響のある事柄がわかるため、
 スケジュールの管理が随分と楽になります。


 とは言え、やってみるといろいろとわかったことがあります。


 次回はその辺のお話をしてみようと思います。

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