2012年9月5日水曜日

五分五分締切の実践結果


 前回は「五分五分締切」の具体的な進め方を紹介しました。
 今回は、実践した結果と分かったことをお伝えいたします。


 五分五分締切は、50%の確率で完了できる工数と、90%の確率で
 完了できる工数の2つを設けることで、作業スケジュールを安定
 させる・・・というものです。

 
 そこで、この方法を実施する時に、うまくいきそうなポイントを
 何点か見つけました。



 1、複数人で見積もる

 複数人で見積り、数字が異なった場合、どうして異なるのかを
 話し合うと、見積精度が高まりました。




 2、五分五分締切を超えそうになったら、すぐに共有する

 問題を早期に共有することで、90%の確率で完了する日から
 遅れないようにしました。




 3、残作業量をコントロールする

 残りどれくらいの作業時間が必要か、残作業量で作業の進捗を
 コントロールし、スケジュールを常に更新しました。




 上記3点を意識して、進めていくと、思った以上にうまくやることが
 できました。


 ということで、ポイントを押さえて実施すると効果が高いのは
 よくわかりましたが、何回か実施する内に課題も見えてきました。


 次回はその辺のお話をしてみようと思います。

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