2012年9月14日金曜日

vlookup関数のまとめ


 今週は「vlookup関数」を取り上げました。
 今回は簡単にまとめていきます。



 まずは星5つで評価します。
 
 仕事術      vlookup関数
 容易さ      ★★★
 頻度       ★★★
 効果(速度・費用) ★★★



 私は、Excelの表データの処理で困ることが多い・・・。


 例えばあるファイルにそのプロジェクトの関係者の社員番号がリスト化
 されている時に、人事データで社員番号を調べて氏名データを追加したい
 ことがあるんだけど、地道に一つずつ調べてコピーするしかない・・・



 このままではいけない・・・ということで、何かないか探してみました。



 そこで見つけたのが、「vlookup関数」というものでした。



 やり方は簡単。

 関数を入力するだけで、社員番号ごとの氏名データを表示することが
 できます。



 1、以下の通りに引数を指定する

-1番目:検索する値

-2番目:値の検索を行う表

-3番目:値を参照したい表の列番号

-4番目:FALSE



 たったこれだけです。



 この方法を実施する時にうまくいきそうなポイントが3点あります。



 1、検索する列が一番左になるようにする

 2番目の引数は、1番目の引数で指定した検索する値が含まれる列が
 一番左になるように指定します。

 今回のケースでは、社員番号を検索したいので、社員番号の列(A列)
 が、一番左になるようにします。



 2、3番目の引数に注意する

 2番目の引数で指定した表内における列番号を指定します。

 (例:2番目の引数でC~E列を指定した場合、C=1,D=2,E=3となります)



 3、hlookup関数を使用する

 vlookup関数はverticalなので横方向にしか検索できませんが、
 縦方向に検索したい場合はhlookup関数(horizontal)を使用します。



 ということで、ポイントを押さえて実施すると効果が高いのは
 よくわかりましたが、何回か実施する内に課題も見えてきました。



 1、右方向にしか検索できない

 参照したい列が検索する値よりも左側にある場合、参照することが
 できません。

 今回のケースでは、A列の社員番号を基に、B列の氏名を参照しましたが、
 逆に氏名を基に社員番号を参照することはできません。

 そのような時は、検索する値の列をコピーして、検索する値の列よりも
 左側に挿入することで対応するしかありません。



 2、複数の項目を参照できない

 複数の項目を基にして参照することができません。

 今回のケースでは、社員番号をそのまま参照しましたが、例えば別の列にある
 部署コードと社員番号の2列を基に参照することはできません。

 そのようなときは、参照したい複数の項目を結合して1つのデータにしてから
 参照するしかありません。




 いかがだったでしょうか?

 「vlookup関数」の話は以上です。

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