前回は、「五分五分締切」を、実践した結果を紹介しました。
今回は、実践して出てきた課題をお伝えいたします。
五分五分締切は、50%の確率で完了できる工数と、90%の確率で
完了できる工数の2つを設けることで、作業スケジュールを安定
させる・・・というものです。
とは言え、実施していくうちに何点か課題が出てきました。
1、スケジュールの更新が大変
プロジェクトなど、複数の作業や担当者が関わるようなものでは、
スケジュールの更新が大変でした。
(完了日によって、作業を開始する日付が変動するため。)
従って、計画段階で下記2点を行うようにしました。
・計画は不確実なものであり、常に変動するものであることを共有し、
その作業を盛り込んでおく
・全て90%の確率の工数で終わった場合、当初目的を達成できるか
どうか確認する
2、始めるきっかけが難しい
このやりかたがなぜ効果があるのかを説明したり、実際に使ってみると、
結果と心理的側面から良く分かるが、その説明時間が取れなかったり、
複雑なので、相手と始めるきっかけを掴むのが難しい。
従って、仕事を行うポリシー、方針、スタンスとして取り組んでいること
を最初に宣言し、まずはやってみる形に持っていきました。
次回は「五分五分締切」の簡単なまとめをしたいと思います。
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