2011年12月28日水曜日

A4集中法の実践結果


 前回は「A4集中法」の具体的な進め方を紹介しました。
 今回は、実践した結果と分かったことをお伝えいたします。


 何か作業を行う時には、必ずA4の紙を置いて、気になることや
 作業に関係がないことを思い付いたら、すぐに書くようにして
 いました。


 すると、不思議なことに書き終わった瞬間に、そのことを
 気にすることがなくなりました。


 おそらく、この紙を見ればいいので、頭で覚えておかなくても
 良い・・・と、安心したからだとは思いますが、すっきりすると
 また自分の作業に戻ることができました。

 いろいろ気が散っていた頃と比較すると、かなり作業に集中
 できるようになりました。


 ということで、個人的にはかなりお気に入りなのですが、
 何度か使う内にうまくいきそうなポイントを何点か見つけました。


 1、判断しないで書いていく

 例えば、「今日のお昼何を食べようかな?」
 「もうすぐ土用の丑の日だから、うなぎ食べたいよな・・・。」

 など、かなりしょうもないことを思い浮かべます。

 そうすると、それを書いた方がよいのか、書かない方がよいのか
 と、判断しがちになってしまいます。

 ただその判断は、後で行う整理でまとめてやればよいので、
 判断は行わず、思ったことはどんどん書いていくのが良さそうです。



 2、忘れても良いレベルまで書く

 頭の中で覚えておかなければ・・・とならないよう、頭がすっきり
 するレベルまで紙に書きました。

 頭の中をすっきりさせる効果ももちろんですが、こうしておくことで
 後で整理をする時に、「あれ?これ何だっけ?」となるのを防ぐ
 意味合いもありました。



 3、毎日整理をして紙は必ず捨てる

 整理をしないと、処理をした内容、していない内容が交ざった紙が
 どんどん増えていき、収拾がつかなくなってしまいました。

 そこで、1日1回は必ず整理をするようにしました。

 裏紙を使っていたので、大して書いていない日でも必ず整理して
 紙は捨てるようにしました。

 書き終わっても何となく紙を残しておきたい気持ちがないわけでは
 ないのですが、情報がいろいろな所に散らばっていると、それは
 それでストレスになるだけでなく、仕事の抜け漏れにも繋がりそう
 なので、とにかく処分を徹底しました。

 こんな時、裏紙は躊躇なく捨てることができるので、重宝します。



 ということで、ポイントを押さえて使うと効果が高いのは
 よくわかりましたが、何回か使う内に課題も見えてきました。


 次回はその辺のお話をしてみようと思います。

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