2011年12月30日金曜日
A4集中法のまとめ
今週は「A4集中法」を取り上げました。
今回は簡単にまとめていきます。
まずは星5つで評価します。
仕事術 A4集中法
容易さ ★★★★★
頻度 ★★★
効果(速度・費用) ★★★★
仕事に集中しようと思っても、いつも気が散ってしまう。
目の前の作業に集中しないといけないことはわかっているのですが、
いろいろと気になることが思い浮かんで、どうしても手が付かない。
これを終えなければ、家に帰ることができないのはわかっているの
に、余計なことを考えてしまう。
そうこうしているうちに、仕事はいつも締切ギリギリ。
このままではいけない・・・ということで、何かないか探してみました。
そこで見つけたのが、「A4集中法」というものでした。
やり方は簡単。
紙とペンを用意し、気になること、頭に浮かんだことをどんどん
書き出し、後で記述内容を整理するだけです。
まずは準備ですが、A4の紙とペンを用意します。
A4の紙は裏紙でも大丈夫です。
たったこれだけです。
この準備が終わったら、すぐに自分の作業に取り掛かります。
自分の作業を行っている時に、作業とは関係ない気になることや
思い浮かんだことがあれば、用意した紙にどんどん書いていきます。
作業終了後、紙に書いてある内容を整理します。
例えば、2分でできることであれば、すぐに実行。
ちょっと時間がかかりそうであったら、ToDoリストに追加するなど
書いてある内容を整理していきます。
結果として、目の前の作業に集中できるようになりました。
やっていくうちにポイントを何点か見つけました。
1、判断しないで書いていく
例えば、「今日のお昼何を食べようかな?」
「もうすぐ土用の丑の日だから、うなぎ食べたいよな・・・。」
など、かなりしょうもないことを思い浮かべます。
そうすると、それを書いた方がよいのか、書かない方がよいのか
と、判断しがちになってしまいます。
ただその判断は、後で行う整理でまとめてやればよいので、
判断は行わず、思ったことはどんどん書いていくのが良さそうです。
2、忘れても良いレベルまで書く
頭の中で覚えておかなければ・・・とならないよう、頭がすっきり
するレベルまで紙に書きました。
頭の中をすっきりさせる効果ももちろんですが、こうしておくことで
後で整理をする時に、「あれ?これ何だっけ?」となるのを防ぐ
意味合いもありました。
3、毎日整理をして紙は必ず捨てる
整理をしないと、処理をした内容、していない内容が交ざった紙が
どんどん増えていき、収拾がつかなくなってしまいました。
そこで、1日1回は必ず整理をするようにしました。
裏紙を使っていたので、大して書いていない日でも必ず整理して
紙は捨てるようにしました。
書き終わっても何となく紙を残しておきたい気持ちがないわけでは
ないのですが、情報がいろいろな所に散らばっていると、それは
それでストレスになるだけでなく、仕事の抜け漏れにも繋がりそう
なので、とにかく処分を徹底しました。
ということで、ポイントを押さえて使うと効果が高いのは
よくわかりましたが、何回か使う内に課題も見えてきました。
1、紙とペンがないとできない
作業時には、必ず紙とペンが必要になるが、手元にない時があります。
その時は、携帯電話のメモ機能を使ったり、メールアプリを起動して
自分宛にメールを送ったり、他のもので代用しました。
ただ、この場合、ビジュアルでちょっと描いておきたいといった
時には困ってしまいました。
また、自分宛のメールもある程度、整理ができていないとできない
ので、どうしても思い付いたことと整理をセットでしなければならず
効率が良くなかったです。
できるだけ紙やペンがなくならないことを心掛けた方が良さそうです。
2、気になることがかえって増えてしまう
紙に書き出すと、客観的に見ることができ、さらにアイディアが
どんどん出てきてしまい、収拾がつかなくなってしまうことが
ありました。
この場合は、頭をすっきりさせるためにも、そのまま続けた方が
良いのですが、時間をかけすぎないよう、後で思いだせるレベルの
単語やキーワードの記述にとどめるようにしました。
いかがだったでしょうか?
「A4集中法」の話は以上です。
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