2012年2月29日水曜日
すぽいと君の実践結果
前回は「すぽいと君」の具体的な使い方を紹介しました。
今回は、実践した結果と分かったことをお伝えいたします。
すぽいと君はマウスを当てた箇所に表示されている色の情報を教えて
くれます。
すぽいと君を使う時のポイントを何点か見つけました。
1、スペースキーで色をロックする
実際に使ってみると分かるのですが、かなり色が細かく変化します。
当たり前なのですが、ちょっとずれただけでも色情報がすぐ変わって
しまいます。
この色情報のまま表示を留めておきたいというときは、スペースキーを
クリックすることで固定できます。
2、Ctrl + Cで色情報をコピーする
色情報は基本的にはRGBの3つの数値で表示されますが、Ctrl + Cを
クリックすると3つの数値をコピーできます。
それをいったんメモ帳などに貼り付けておいて、それを見ながら色を
変更します。
(もちろん暗記すれば一番速いのですが・・・)
3、Escキーで閉じる
色情報を取得した後やすぽいと君を閉じたい時は、Escキーをクリックする
と閉じることができます。
右上の×ボタンをクリックしても良いですが、Escキーの方が速くて
便利です。
ということで、ポイントを押さえて実施すると効果が高いのは
よくわかりましたが、何回か実施する内に課題も見えてきました。
次回はその辺のお話をしてみようと思います。
2012年2月28日火曜日
すぽいと君の使い方
前回は、資料の色使いにこだわる。
お客様のコーポレートカラーやロゴの色を忠実に再現したいけど、
色情報を取得できない。。。
このままではいけないので、すぽいと君を使ってみる・・・
という話をしました。
今回はそのすぽいと君の使い方をお伝えいたします。
すぽいと君はソフトウェアなので、まずはセットアップから始めます。
以下のリンクから、すぽいと君をダウンロード・インストールします。
http://www.vector.co.jp/soft/win95/net/se386163.html
セットアップは一度きりですが、その後のすぽいと君の使い方は
以下の通りです。
1. すぽいと君を起動する
2. 色情報を知りたい画像にすぽいと君をあてる
3. 色情報(RGB)をメモする
4. 取得した色情報を基に、PowerPointの図形などで色を設定する
たったこれだけです。
上記手順の4番の色の指定をもう少し詳しく説明します。
4-1. 色を変えたい文字や図形を選択する
4-2. 色の変更で「その他の色」を選択する
4-3. ユーザー指定のタブを選択する
4-4. カラーモデルで「RGB」を選択する
4-5. RGB(赤・緑・青)それぞれの値を入力する
4-6. OKをクリックする
いちいちRGBの数値をメモして入力しなければならないのが少し面倒
ですが、慣れてしまえば簡単です。
使い始め当初は、すぽいと君のカーソルを色々なところに当てると
次々と色が変わり、それを見ているだけでも綺麗なので楽しいです!
・・・と話がそれてしまいましたが、再現したい色の情報を
知ることができるのでとても便利です。
とは言え、やってみるといろいろとわかったことがあります。
次回はその辺のお話をしてみようと思います。
2012年2月27日月曜日
色が分からない
ずばり! 私は資料の色にこだわります。
お客様向けのご提案書、社内向けの報告資料など、PowerPointで
資料を作ることが多いです。
もちろん大事なのは中身なので、色などの見た目は二の次なのですが、
いざ中身ができた後の、最後の仕上げにはこだわりがあります。
特にお客様向けのご提案書なんかでは、見た目によってマイナス評価を
受けないように、逆に言えば少しでもよく見えるように気をつけます。
その中でも特に大事にするのがコーポレートカラー。
お客様の大事にされている色なので、それを利用する際は、近い色では
なく忠実に同じ色を再現したいです。
どのように同じ色を再現するのかって?
それはもちろんホームページやロゴを見て再現します!
え、それだと本当に同じ色にならないんじゃないかって?
・・・
だって画像なんだから仕方ないじゃん
そう思うけど自分で言い出したことでは・・・?
・・・
このままではいけない・・・ということで、何かないか探してみました。
そこで見つけたのが、「すぽいと君」というものでした。
やり方は簡単。
該当する箇所にカーソルを当てるだけで色情報を取得できます。
ということで、まずはすぽいと君を使ってみることにしました。
次回はその辺のお話をしてみようと思います。
2012年2月24日金曜日
マトリックス選別法のまとめ
今週は「マトリックス選別法」を取り上げました。
今回は簡単にまとめていきます。
まずは星5つで評価します。
仕事術 マトリックス選別法
容易さ ★★★
頻度 ★★
効果(速度・費用) ★★★★
自分は優柔不断。
課題の解決策や、ブレストでアイディアをたくさん出し、グルーピング
するなどまとめをした後に、さあ選ぶぞ・・・となると・・・。
判断基準がたくさんあり、どれを選べばよいかわからない・・・。
このままではいけない・・・ということで、何かないか探してみました。
そこで見つけたのが、「マトリックス選別法」というものでした。
やり方は簡単。
縦軸、横軸のマトリックスを用意し、アイディアや解決策を
マッピングして整理するだけです。
たくさん出したアイディアも結局グルーピングするなど
何らかの形で整理や取捨選択はするので、最初からある程度の
判断基準を入れて整理してしまう形になります。
やり方・・・と言っても特別なことをするわけではありません。
1、ホワイトボードや紙などに縦軸、横軸を記入する。
(十字に縦軸、横軸を書く)
2、それぞれの軸の項目を決め、記入する。
3、軸に基づき、解決策やアイディアを配置していく。
4、整理されたものの中から選び、実行する。
たったこれだけです。
この方法を実施する時にうまくいきそうなポイントが3点あります。
1、数値を意識する
時間が速い、遅い、費用が高い、安いではなく、数値をできるだけ
入れるようにしました。
費用であれば、30万円以上など。
時間であれば、1週間以上など。
2、3つ以上の判断基準はマトリックスを複数作成する
都度、解決策やアイディアを整理し直さないといけないので、ちょっと
面倒だったのですが、判断基準が3つ以上になった際には、3軸はわかり
にくいので、複数のマトリックスを作成して整理し、その中から判断する
ようにしました。
例えば、費用、時間の他に、難易度(誰でもできるから専門技術が
いる)が入った時など・・・です。
やってみるとわかるのですが、それぞれ整理した割には、結局どれが
いいのよ・・・と、なりがちなので、3つ以上出た際には、その中で
重要度の高い2つに絞る・・・という形でもよいかもしれません。
3、ToDoや課題の整理には使わない
ToDoや課題は全て対応すべきものです。
従って、課題の解決策を選ぶ際に利用するにはいいのですが、課題
そのものを整理するのはあまり向いていないような気がしました。
例えば、重要度・緊急度などのマトリックスを使うと、重要度が低い、
緊急ではないものは、まず間違いなく実行しません。
この基準が関係あるお客様と共有できていればいいのですが、その
基準はこっちの都合であることがほとんどで、先方は重要度も緊急度も
高いままです。
ということで、ポイントを押さえて実施すると効果が高いのは
よくわかりましたが、何回か実施する内に課題も見えてきました。
1、軸がなかなか決まらない
縦軸、横軸をどうすれば良いのか、なかなか決まらない。
頑張っても軸が全く出てこないことがありました。
その際には、実行時に考慮すべきこと(人、金、モノ、時間、効果)や、
グルーピングをする際に出てくる項目をたたき台として使っていくと、
筋の良い軸が出てくることが多かったです。
2、複数マトリックス分の記入に時間がかかる
複数のマトリックスを作成する際には、紙やホワイトボードに
マトリックス分のアイディア、解決策を記入する必要が出てきます。
従って、アイディアや解決策が膨大になると、議論をしながら
進めるには、テンポよくできないことがありました。
その際には、軸を2つに絞る・・・というのも一つの手段です。
一方、その軸を絞るのが難しい・・・となったら、アイディアや
解決策に番号を付けるなどして、番号で整理するなど、入力を
できるだけ簡素にして進めていきました。
いかがだったでしょうか?
「マトリックス選別法」の話は以上です。
2012年2月23日木曜日
マトリックス選別法の課題
前回は、「マトリックス選別法」を、実践した結果を紹介しました。
今回は、実践して出てきた課題をお伝えいたします。
マトリックス選別法は事前に縦軸、横軸のマトリックスを用意しておき、
判断基準になりそうな軸を設定しておくことで、解決策やアイディアを
整理しやすくしたものです。
しかし、実施していくうちに何点か課題が出てきました。
1、軸がなかなか決まらない
縦軸、横軸をどうすれば良いのか、なかなか決まらない。
頑張っても軸が全く出てこないことがありました。
その際には、実行時に考慮すべきこと(人、金、モノ、時間、効果)や、
グルーピングをする際に出てくる項目をたたき台として使っていくと、
筋の良い軸が出てくることが多かったです。
例えば、まずは時間なら時間と決めて、「下限はゼロで上限は
1週間かな?」と適当な数字を当てはめて、アイディアを整理
しながら、アイディアの塊が狭すぎたら、数値を狭めて細かく
するなど、試行錯誤しました。
2、複数マトリックス分の記入に時間がかかる
複数のマトリックスを作成する際には、紙やホワイトボードに
マトリックス分のアイディア、解決策を記入する必要が出てきます。
従って、アイディアや解決策が膨大になると、議論をしながら
進めるには、テンポよくできないことがありました。
その際には、実施のポイントでも書きましたが、軸を2つに絞る・・・
というのも一つの手段です。
一方、その軸を絞るのが難しい・・・となったら、アイディアや
解決策に番号を付けるなどして、番号で整理するなど、入力を
できるだけ簡素にして進めていきました。
次回は、「マトリックス選別法」の簡単なまとめをしたいと思います。
2012年2月22日水曜日
マトリックス選別法の実践結果
前回は「マトリックス選別法」の具体的な進め方を紹介しました。
今回は、実践した結果と分かったことをお伝えいたします。
マトリックス選別法は事前に縦軸、横軸のマトリックスを用意しておき、
判断基準になりそうな軸を設定しておくことで、解決策やアイディアを
整理しやすくしたものです。
この方法を実施する時にうまくいきそうなポイントを何点か見つけました。
1、数値を意識する
時間が速い、遅い、費用が高い、安いではなく、数値をできるだけ
入れるようにしました。
費用であれば、30万円以上など。
時間であれば、1週間以上など。
客観的な数字がないと、人それぞれの感覚になってしまい、それでは
バラバラになってしまいました。
2、3つ以上の判断基準はマトリックスを複数作成する
都度、解決策やアイディアを整理し直さないといけないので、ちょっと
面倒だったのですが、判断基準が3つ以上になった際には、3軸はわかり
にくいので、複数のマトリックスを作成して整理し、その中から判断する
ようにしました。
例えば、費用、時間の他に、難易度(誰でもできるから専門技術が
いる)が入った時など・・・です。
やってみるとわかるのですが、それぞれ整理した割には、結局どれが
いいのよ・・・と、なりがちなので、3つ以上出た際には、その中で
重要度の高い2つに絞る・・・という形でもよいかもしれません。
3、ToDoや課題の整理には使わない
ToDoや課題は全て対応すべきものです。
従って、課題の解決策を選ぶ際に利用するにはいいのですが、課題
そのものを整理するのはあまり向いていないような気がしました。
例えば、重要度・緊急度などのマトリックスを使うと、重要度が低い、
緊急ではないものは、まず間違いなく実行しません。
この基準が関係あるお客様と共有できていればいいのですが、その
基準はこっちの都合であることがほとんどで、先方は重要度も緊急度も
高いままです。
ということで、迷惑をかけることになってしまうので、ToDoや課題の
整理では使わないようにしました。
ということで、ポイントを押さえて実施すると効果が高いのは
よくわかりましたが、何回か実施する内に課題も見えてきました。
次回はその辺のお話をしてみようと思います。
2012年2月21日火曜日
マトリックス選別法の進め方
前回は、自分は優柔不断・・・。
課題の解決策や、ブレストでアイディアをたくさん出し、グルーピング
するなどまとめをした後に、さあ選ぶぞ・・・となると、判断基準が
たくさんあり、どれを選べばよいかわからない・・・。
このままではいけないので、マトリックス選別法を試してみる・・・
という話をしました。
今回はそのマトリックス選別法の進め方をお伝えいたします。
やり方・・・と言っても特別なことをするわけではありません。
1、ホワイトボードや紙などに縦軸、横軸を記入する。
(十字に縦軸、横軸を書く)
2、それぞれの軸の項目を決め、記入する。
3、軸に基づき、解決策やアイディアを配置していく。
4、整理されたものの中から選び、実行する。
たったこれだけです。
例えば「売上の低下をどう防ぐか?」というテーマで実施策の
アイディアをたくさん出した時は、縦軸に費用、横軸は実施時間に
しました。
縦軸は下限は「費用ゼロ円」から、上限は「費用が30万円かかるもの」
としました。
一方、横軸は「(明日から)すぐできるもの」から「準備に1週間以上
かかるもの」としました。
この十字の中にポストイットで書かれたアイディアをどんどん
貼り付けていきました。
この貼り付け作業が終われば4つの象限にそれぞれアイディアの
グループが出来ています。
この時は、新たな予算を取るのが難しかったため、「(明日から)
すぐできるもの」で「費用ゼロ円」のアイディアを採用して
ひとつずつ実行していきました。
事前に判断基準を盛り込んでおくことで、驚くほど簡単に
採用するアイディアが決まっていきました。
とは言え、やってみるといろいろとわかったことがあります。
次回はその辺のお話をしてみようと思います。
2012年2月20日月曜日
決めたくても決められない
ずばり! 私は優柔不断です。
課題の解決策や、ブレストでアイディアをたくさん出し、グルーピング
するなどまとめをした後に、さあ選ぶぞ・・・となると・・・。
判断基準がたくさんあり、どれを選べばよいかわからない・・・。
このままではいけない・・・ということで、何かないか探してみました。
そこで見つけたのが、「マトリックス選別法」というものでした。
やり方は簡単。
縦軸、横軸のマトリックスを用意し、アイディアや解決策を
マッピングして整理するだけです。
たくさん出したアイディアも結局グルーピングするなど
何らかの形で整理や取捨選択はするので、最初からある程度の
判断基準を入れて整理してしまう形になります。
やり方は簡単そうですが、実際にやるとなった時に果たして
できるのかな、うまい具合に選択できるようになるんだろうか・・・
と若干の不安はあったのですが、優柔不断のままではいつまで
経っても前に進まない・・・。
ということで、効果の是非は置いておいて、とりあえずこのやり方を
試してみることにしました。
次回はその辺のお話をしてみようと思います。
2012年2月17日金曜日
朝一メールのまとめ
今週は「朝一メール」を取り上げました。
今回は簡単にまとめていきます。
まずは星5つで評価します。
仕事術 朝一メール
容易さ ★★★★
頻度 ★★★★★
効果(速度・費用) ★★★
なかなかメールの返信をもらえない・・・。
朝一でメールしてるのに、返事が翌朝だったり・・・
返事が来ないと思うように仕事が進められない・・・
そこで見つけたのが、「朝一メール」というものでした。
やり方は簡単。
返信してほしいメールを、相手がメールを見るタイミング(多くの方
は9時から始業直後の時間)で送るだけです。
朝一で目に入れてもらうことで、返信してもらえる確率はぐっと
高まります。
そのためには、自分自身は早めの時間(9時前)か前日の夜に送る
必要があります。
上記の基本的な考え方に加えて、実施する上でのポイントを何点か
見つけました。
1、返信を迅速に行う
いざと言うときにしっかりと対応してもらえるよう、自分自身も日頃から
返信を迅速に行うことで、朝一にメールを見てもらって返信してもらえる
確率を高めましょう。
2、リアルタイムメール処理と組み合わせる
自分自身がメールのやり取りにおいてボトルネックになってしまわないよう
以前ご紹介した「リアルタイムメール処理」を行うことで、常に要対応事項
を把握しておきましょう。
3、始業後すぐに返信できるようにする
朝早くか、前日の夜にメールを送るのが難しい場合は、通勤時間中などに
返信内容をあらかじめ考えておき、始業後すぐに送付できるようにしましょう。
しかし、実施していくうちに何点か課題が出てきました。
1、業務時間外の対応が必要となる
基本的に業務時間外の時間(朝早めの時間、夜遅めの時間など)に
対応する必要があるため、そこに抵抗感がある方もいると思います。
トータルで考えたときには、結果的に仕事が速くなるので自分自身の
ためにもなると割り切って対応していただきたいと思います。
2、朝一メールを嫌う人がいる
「朝一からあまりメールを送らないでほしい」と感じる方もいるようです。
基本的にはお互いのためになるはずなので止めるべきではないですが、
信頼関係に影響がおよぶ可能性がある場合は控えた方が良いと思います。
と課題もあるものの、やはりこれまでよりメールのやり取りがスムーズ
になりました。
いかがだったでしょうか?
「朝一メール」の話は以上です。
2012年2月16日木曜日
朝一メールの課題
前回は、「朝一メール」を、実践した結果を紹介しました。
今回は、実践して出てきた課題をお伝えいたします。
自分自身スピーディーにメールに返信することで、仕事のスタイルを
相手に認識してもらうと、朝一でメールを見てもらえたときに、
返信してもらえる確率が高まります。
しかし、実施していくうちに何点か課題が出てきました。
1、業務時間外の対応が必要となる
基本的に業務時間外の時間(朝早めの時間、夜遅めの時間など)に
対応することになるため、自分自身業務時間外に作業を行う必要性が
出てきてしまいます。
したがって、1日の労働時間や時間外労働を気にされる方には
負荷になってしまいます。
そこに関してはもちろん絶対にお奨めとは言えませんが、トータルで
考えたときには、結果的に仕事が速くなるので自分自身のためにもなると
割り切って対応していただきたいと思います。
2、朝一メールを嫌う人がいる
朝一メールに関して、早く返信がほしいと言う自分目線で書いていますが、
自分がメールを見るタイミングでメールが届き、結果として仕事が速く
なるのは相手にとっても良いことのはずです。
と言う相手目線でもメリットがあるはずなのですが、中には「朝一から
あまりメールを送らないでほしい」と感じる方もいるようです。
そのような時でも、基本的にはお互いのためになるはずなので止めるべき
ではないと思いますが、信頼あっての仕事なので、信頼関係に影響がおよぶ
可能性がある場合は控えた方が良いと思います。
次回は、「朝一メール」の簡単なまとめをしたいと思います。
2012年2月15日水曜日
朝一メールの実践結果
前回は「朝一メール」の具体的な進め方を紹介しました。
今回は、実践した結果と分かったことをお伝えいたします。
返信してほしいメールを、相手がメールを見るタイミング(多くの方
は9時から始業直後の時間)で送り、朝一で目に入れてもらうことで、
返信してもらえる確率はぐっと高まります。
そのためには、自分自身は早めの時間(9時前)か前日の夜に送る
必要があります。
上記の基本的な考え方に加えて、実施する上でのポイントを何点か
見つけました。
1、返信を迅速に行う
朝一にメールを見てもらって返信してもらえる確率を高めるのですが、
そのためには、自分自身も日頃から返信を迅速に行う必要があります。
普段自分自身の対応が遅いと、せっかくメールを見てもらっても、
「この人だったら急がなくても・・・」と思われてしまう可能性が
あります。
いざと言うときにしっかりと対応してもらえるよう、普段から仕事の
スピード感を相手と共有しておくと良いと思います。
2、リアルタイムメール処理と組み合わせる
ポイント1と同じですが、自分自身がメールのやり取りにおいて
ボトルネックになってしまわないよう気をつける必要があります。
そのためには、以前ご紹介した「リアルタイムメール処理」を
行うことで、常に要対応事項を把握しておくことが重要です。
3、始業後すぐに返信できるようにする
朝一にメールを見てもらうためには、朝早くか、前日の夜にメールを
送る必要がありますが、状況的にどうしても難しい場合があります。
そのような時は、朝一に送付するしかないので、通勤時間中などに
返信内容をあらかじめ考えておき、始業後すぐに送付できるようにします。
ということで、ポイントを押さえて実施すると効果が高いのは
よくわかりましたが、何回か実施する内に課題も見えてきました。
次回はその辺のお話をしてみようと思います。
2012年2月14日火曜日
朝一メールの進め方
前回は、なかなかメールの返信をもらえない・・・。
朝一でメールしてるのに、返事が翌朝だったり・・・
返事が来ないと思うように仕事が進められない・・・
そこで見つけたのが、「朝一メール」というものでした。
今回はその朝一メールの進め方をお伝えいたします。
やり方・・・と言っても特別なことをするわけではありません。
返信してほしいメールを、朝一に送るというのは昨日お伝えしたとおり
ですが、朝一は「相手がメールを見るタイミング」という意味です。
もちろん人にもよるのですが、多くの方は9時から始業して、
まずはメールを確認すると思います。
そのタイミングに合わせてメールを送っておき、朝一で目に入れて
もらえれば、返信してもらえる確率はぐっと高まります。
なので、自分自身が朝一にメールを送っているのでは遅く、朝一に
送るのであれば、少なくとも早めの時間(9時前)に送る必要があります。
朝早めの時間が難しければ、前日の夜でも構いません。
前日中に送っておけば、相手にとっても「より早く返さなければ」という
意識が芽生えやすくなりますのでお奨めです。
私自身は、前日の夜遅めの時間(22時~24時くらい)と、翌日の早めの時間
(7~8時くらい)の二段構えでメールを送るようにしています。
(もちろん現在たまたまリモート環境で仕事ができるからなのですが)
するとやはりこれまでよりメールのやり取りがスムーズになりました。
とは言え、やってみるといろいろとわかったことがあります。
次回はその辺のお話をしてみようと思います。
2012年2月13日月曜日
メールの返信が来ない
ずばり! 私はなかなかメールの返信をもらえません。
私自身はそれなりにしっかりとメールを送っているつもりなのですが、
なかなか返してもらえません。
朝一でメールしてるのに、返事が翌朝だったり・・・
メールの件名に、【至急】などつけたりしてみたのですが、あまり
効果はなく・・・
返事が来ないと思うように仕事が進められない・・・
うーん、何とかしたいとは思っているんだけどなあ。
とはいえ相手の仕事まではコントロールできないし。。。
でもやはり仕事が遅れてしまうのは結果的に相手にとっても良くない
ことだし、何とかしよう!
・・・ということで、何かないか探してみました。
そこで見つけたのが、「朝一メール」というものでした。
やり方は簡単。
返信してほしいメールを、朝一に送るというものです。
ちょっと待った、メールは基本的に朝一に送ってるって。
いえいえここでの意味合いはちょっとだけ違うんです。
次回はその辺のお話をしてみようと思います。
2012年2月10日金曜日
立席会議のまとめ
今週は「立席会議」を取り上げました。
今回は簡単にまとめていきます。
まずは星5つで評価します。
仕事術 立席会議
容易さ ★★★
頻度 ★★★
効果(速度・費用) ★★★
会議の仕切りが苦手。
時間通りに始まらないのは当たり前、会議中に内職や居眠りをしている
時間通りに終わらないなど、会議を全般的にダラダラ行いがち。
このままではいけない・・・ということで、何かないか探してみました。
そこで見つけたのが、「立席会議」というものでした。
やり方は簡単。
着席ではなく、立席スタイルで会議を行うというものです。
1、ちょっと早めに会議室に入る。
2、椅子を部屋の隅にまとめておく。
3、「立席で行うこと」を宣言する。
たったこれだけです。
立席にすれば、言葉で言わなくても会議室全体に「会議を早く
終わらせよう」「ムダをなくそう」という空気が自然と
出来てきます。
空気だけでなく、実際に行動としても早く終わらせよう・・・
となるので、単純な方法ですが、なかなか効果的です。
そして、実践する際のうまくいきそうなポイントを何点か見つけました。
1、立席は事前に通知しておく
今まで内職をしていた人や寝ていた人は、それができなくなるので
内心イラっとしています。
会議室に来て、いきなり宣言すると、そういった人達が会議時間に
「なぜ立席で行うのか」など議題と関係のないことで時間を使おうと
してしまいます。
従って、事前に通知しておきました。
「会議時間の短縮」など正論を理由に立席会議の実施を通知しておけば
反論されることもあまりありませんでした。
2、お互いの顔が見えるようにする
参加者が円になって話をするなど、レイアウトはできるだけ机と椅子が
置いてある時のレイアウトに縛られないようにしました。
とにかく、お互いの顔が見えるようにすると、立っている違和感が
なくなり、話し合いがスムーズにできるようになりました。
3、1時間以上の会議では行わない
ただ立っているだけでも体力は結構使います。
従って、できるだけ30分ぐらいで終わる量の会議でやることにしました。
しかし、実施していくうちに何点か課題が出てきました。
1、社外の人達との会議では導入が難しい
社外の人達や役職が高い人達とのオフィシャルな会議などでは、
なかなか実施することが難しかったです。
とは言え、社外の人達とは、事前に根回しをして導入できるかどうか
確認はしていました。
2、メモを取ることが難しい
立席用のカウンターなどが会議室にあることは普通ありません。
従って、メモを取るのが着席時より難しいことが多かったです。
これを解決するために、人数が少ない時は、できるだけホワイトボードの
周りに集まって、みんなで書きながら会議をする・・・などで対応しました。
また、報告や情報共有中心の会議であれば、資料が配付されるので、
多くのメモを取る必要はありません。
それを踏まえ、報告系の会議で実施するようにしました。
いかがだったでしょうか?
「立席会議」の話は以上です。
2012年2月9日木曜日
立席会議の課題
前回は、「立席会議」を、実践した結果を紹介しました。
今回は、実践して出てきた課題をお伝えいたします。
「会議を早く終わらせよう」「ムダをなくそう」
それには立ちながら会議。
1時間以内の会議なら、なかなか効果的。
しかし、実施していくうちに何点か課題が出てきました。
1、社外の人達との会議では導入が難しい
社外の人達や役職が高い人達とのオフィシャルな会議などでは、
なかなか実施することが難しかったです。
そもそも開始時間に始まらない・・・というようなこともないのですが
進捗報告系などの会議では、リスクヘッジで参加させられている人も
おり、影で内職や居眠りをしている人がちらほら。
なので、何とかやりたい・・・とは思うのですが、「会議を早く
終わらせよう」「ムダをなくそう」という意識を持ってもらうもの
なので、オフィシャルな会議で導入することはあまり考えませんでした。
とは言え、社外の人達とは、事前に根回しをして導入できるかどうか
確認はしていました。
2、メモを取ることが難しい
立席用のカウンターなどが会議室にあることは普通ありません。
従って、メモを取るのが着席時より難しいことが多かったです。
これを解決するために、人数が少ない時は、できるだけホワイトボードの
周りに集まって、みんなで書きながら会議をする・・・などで対応しました。
また、報告や情報共有中心の会議であれば、資料が配付されるので、
多くのメモを取る必要はありません。
それを踏まえ、報告系の会議で実施するようにしました。
(こういう会議こそ、内職や居眠りが多いのも確かなので・・・。)
次回は、「立席会議」の簡単なまとめをしたいと思います。
2012年2月8日水曜日
立席会議の実践結果
前回は「立席会議」の具体的な進め方を紹介しました。
今回は、実践した結果と分かったことをお伝えいたします。
立席会議を行うことで、「会議を早く終わらせよう」「ムダをなくそう」
という空気が自然とでき、実際、参加者もそのように行動するように
なりました。
そして、実施時にうまくいきそうなポイントを何点か見つけました。
1、立席は事前に通知しておく
今まで内職をしていた人や寝ていた人は、それができなくなるので
内心イラっとしています。
会議室に来て、いきなり宣言すると、そういった人達が会議時間に
「なぜ立席で行うのか」など議題と関係のないことで時間を使おうと
してしまいます。
従って、事前に通知しておきました。
「会議時間の短縮」など正論を理由に立席会議の実施を通知しておけば
反論されることもあまりありませんでした。
2、お互いの顔が見えるようにする
参加者が円になって話をするなど、レイアウトはできるだけ机と椅子が
置いてある時のレイアウトに縛られないようにしました。
とにかく、お互いの顔が見えるようにすると、立っている違和感が
なくなり、話し合いがスムーズにできるようになりました。
3、1時間以上の会議では行わない
ただ立っているだけでも体力は結構使います。
従って、できるだけ30分ぐらいで終わる量の会議でやることにしました。
ということで、ポイントを押さえて実施すると効果が高いのは
よくわかりましたが、何回か実施する内に課題も見えてきました。
次回はその辺のお話をしてみようと思います。
2012年2月7日火曜日
立席会議の進め方
前回は、会議の仕切りが苦手・・・。
時間通りに始まらないのは当たり前、会議中に内職や居眠りをしている
時間通りに終わらないなど、会議を全般的にダラダラ行いがち・・・。
このままではいけないので、立席会議を試してみる・・・という話を
しました。
今回はその立席会議の進め方をお伝えいたします。
やり方・・・と言っても特別なことをするわけではありません。
会議が始まる前に・・・
1、ちょっと早めに会議室に入る。
2、椅子を部屋の隅にまとめておく。
そして、会議が始まったら・・・
3、「立席で行うこと」を宣言する。
たったこれだけです。
立席にすれば、言葉で言わなくても会議室全体に「会議を早く
終わらせよう」「ムダをなくそう」という空気が自然と
出来てきます。
空気だけでなく、実際に行動としても早く終わらせよう・・・
となるので、単純な方法ですが、なかなか効果的です。
少なくとも立っているので寝ている人はいなくなりました。(笑)
とは言え、やってみるといろいろとわかったことがあります。
次回はその辺のお話をしてみようと思います。
2012年2月6日月曜日
会議が始まらない
ずばり! 私は会議の仕切りが苦手です。
時間通りに始まらないのは当たり前、会議中に内職や居眠りをしている
時間通りに終わらないなど、会議を全般的にダラダラ行いがち。
注意をしたくても、何か気が引けてしまいます。
うーん、何とかしたいとは思っているんだけどなあ。
このままではいけない・・・ということで、何かないか探してみました。
そこで見つけたのが、「立席会議」というものでした。
やり方は簡単。
着席ではなく、立席スタイルで会議を行うというものです。
時間通りに始まらないのであれば、直前に開始時間をリマインドする。
会議中に内職や居眠りをしている人がいるのであれば、参加者や
議題をもう一度見直す・・・など、根本的な見直しも当然必要です。
その必要性はわかっているのですが、日々の業務に忙しく、なかなか
取り組めないのが現状。
そこで、その場ですぐできるこのやり方を実践してみることにしました。
次回はその辺のお話をしてみようと思います。
2012年2月3日金曜日
オートフィルタ解除のまとめ
今週は「オートフィルタ解除」を取り上げました。
今回は簡単にまとめていきます。
まずは星5つで評価します。
仕事術 オートフィルタ解除
容易さ ★★★★
頻度 ★★★
効果(速度・費用) ★★
Excelのオートフィルタ機能を良く使う。
でも、いざデータを見終わったのでフィルタを解除するのが、結構
面倒。。。
そこで見つけたのが、「オートフィルタ解除」というものでした。
「データ」メニューの「フィルタ」→「すべて表示」を選択すると
すべての項目を一気に解除できますが、さらに素早くやるためには
ショートカットが良い。
Alt → D → F → Sとクリックすると、同じく「すべて表示」を
選択していることになるので、フィルタを解除できる。
それでも十分速いのですが、「すべて表示」をツールバーに
追加するという方法があります。
ただしそれを行うためには最初だけ設定が必要です。
「表示」メニューから、「ツールバー」の「ユーザー設定」を
選択します。
「ユーザー設定」のダイアログが開いたら、「コマンド」タブに
移動します。
「分類」の中の「データ」を選択すると、右の「コマンド」の
表示が変わります。
「すべて表示」というメニューを見つけたら、ドラッグ&ドロップで
ツールバー(画面の上のほう)に移動して追加します。
設定は以上で終わりです。
あとは使うのみです。
フィルタを解除するときに、「すべて表示」ボタンをクリックすると
フィルタを解除できます。
さらにさらに、「すべて表示」ボタンにはカッコで「S」と書いてあります。
ということは、Alt + S で「すべて表示」をクリックすることができます。
しかし、使って行くうちに何点か課題が出てきました。
1、部分的に解除できない
「すべて表示」なので当たり前ですが、特定の項目だけ部分的に
フィルタを解除することができません。
少しでも素早く行うためには、一つ一つ解除したほうが速いのか、
すべて解除してからフィルタしなおしたほうが速いのかを即座に
見極めることが重要です。
2、Excel2007では使えない
「すべて表示」をツールバーに追加できるのはExcel2003以前の
バージョンです。
これもどうしようもないので、Alt → D → F → S を利用するか、
2007用のショートカットの Alt → A → C を利用しましょう。
3、教えるときに面倒
「すべて表示」のツールバーへの追加はとても便利なので、同僚など
周りの人が見ると「教えて」と言われることが良くあります。
何もせずに Alt → S が使えれば良いのですが、残念ながら最初に
設定を行わないと使えません。
なので、毎回設定を行わなければなりません。
と課題はありますが、とても格段に速くなります!
いかがだったでしょうか?
「オートフィルタ解除」の話は以上です。
2012年2月2日木曜日
オートフィルタ解除の課題
前回は、「オートフィルタ解除」の2つ目の方法を紹介しました。
今回は、実践して出てきた課題をお伝えいたします。
「すべて表示」ボタンをツールバーに追加すると速い!
さらに Alt + S をクリックすると、ボタンすら押す必要がなく本当に
素早くフィルタを解除できる。
しかし、使って行くうちに何点か課題が出てきました。
1、部分的に解除できない
「すべて表示」なので当たり前ですが、特定の項目だけ部分的に
フィルタを解除することができません。
こればかりはどうしようもなく、一つ一つ解除するしかありません。
少しでも素早く行うためには、一つ一つ解除したほうが速いのか、
すべて解除してからフィルタしなおしたほうが速いのかを即座に
見極めることが重要です。
基本的には前者の場合の解除する項目数と、後者の場合のフィルタする
項目数のどちらが多いのかを比較します。
2、Excel2007では使えない
「すべて表示」をツールバーに追加できるのはExcel2003以前の
バージョンです。
Excel2007ではツールバーを自由に変更できなくなってしまったため、
追加することができません。
これもどうしようもないので、Alt → D → F → S を利用するか、
2007用のショートカットの Alt → A → C を利用しましょう。
3、教えるときに面倒
「すべて表示」のツールバーへの追加はとても便利なので、同僚など
周りの人が見ると「教えて」と言われることが良くあります。
何もせずに Alt → S が使えれば良いのですが、残念ながら最初に
設定を行わないと使えません。
なので、毎回設定を行わなければなりません。
自分だけであれば1回きりのことなので覚える必要はありませんが、
周りの人に教えてあげるためには覚えるしかありません。
しかも普段使わないメニューなのでちょっと覚えづらい・・・
と課題はありますが、とても便利なのでぜひ活用してください!
次回は、「オートフィルタ解除」の簡単なまとめをしたいと思います。
2012年2月1日水曜日
オートフィルタ解除の実践結果
前回は「オートフィルタ解除」の具体的な進め方を紹介しました。
「データ」メニューの「フィルタ」→「すべて表示」を選択すると
すべての項目を一気に解除できますが、さらに素早くやるためには
ショートカットが良い。
Alt → D → F → Sとクリックすると、同じく「すべて表示」を
選択していることになるので、フィルタを解除できる。
今回は、さらに別の方法をお伝えいたします。
それでも十分速いのですが、「すべて表示」をツールバーに
追加するという方法があります。
ただしそれを行うためには最初だけ設定が必要です。
「表示」メニューから、「ツールバー」の「ユーザー設定」を
選択します。
「ユーザー設定」のダイアログが開いたら、「コマンド」タブに
移動します。
「分類」の中の「データ」を選択すると、右の「コマンド」の
表示が変わります。
「すべて表示」というメニューを見つけたら、ドラッグ&ドロップで
ツールバー(画面の上のほう)に移動して追加します。
設定は以上で終わりです。
あとは使うのみです。
フィルタを解除するときに、「すべて表示」ボタンをクリックすると
フィルタを解除できます。
さらにさらに、「すべて表示」ボタンにはカッコで「S」と書いてあります。
ということは、Alt + S で「すべて表示」をクリックすることができます。
これは本当に速い!
ということで、圧倒的に速いのはよくわかりましたが、何回か使う内に
課題も見えてきました。
次回はその辺のお話をしてみようと思います。
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