2012年2月2日木曜日

オートフィルタ解除の課題


 前回は、「オートフィルタ解除」の2つ目の方法を紹介しました。
 今回は、実践して出てきた課題をお伝えいたします。


 「すべて表示」ボタンをツールバーに追加すると速い!

 さらに Alt + S をクリックすると、ボタンすら押す必要がなく本当に
 素早くフィルタを解除できる。


 しかし、使って行くうちに何点か課題が出てきました。


 1、部分的に解除できない

 「すべて表示」なので当たり前ですが、特定の項目だけ部分的に
 フィルタを解除することができません。

 こればかりはどうしようもなく、一つ一つ解除するしかありません。

 少しでも素早く行うためには、一つ一つ解除したほうが速いのか、
 すべて解除してからフィルタしなおしたほうが速いのかを即座に
 見極めることが重要です。

 基本的には前者の場合の解除する項目数と、後者の場合のフィルタする
 項目数のどちらが多いのかを比較します。



 2、Excel2007では使えない

 「すべて表示」をツールバーに追加できるのはExcel2003以前の
 バージョンです。

 Excel2007ではツールバーを自由に変更できなくなってしまったため、
 追加することができません。

 これもどうしようもないので、Alt → D → F → S を利用するか、
 2007用のショートカットの Alt → A → C を利用しましょう。



 3、教えるときに面倒

 「すべて表示」のツールバーへの追加はとても便利なので、同僚など
 周りの人が見ると「教えて」と言われることが良くあります。

 何もせずに Alt → S が使えれば良いのですが、残念ながら最初に
 設定を行わないと使えません。

 なので、毎回設定を行わなければなりません。

 自分だけであれば1回きりのことなので覚える必要はありませんが、
 周りの人に教えてあげるためには覚えるしかありません。

 しかも普段使わないメニューなのでちょっと覚えづらい・・・



 と課題はありますが、とても便利なのでぜひ活用してください!


 次回は、「オートフィルタ解除」の簡単なまとめをしたいと思います。

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