2012年2月8日水曜日

立席会議の実践結果


 前回は「立席会議」の具体的な進め方を紹介しました。
 今回は、実践した結果と分かったことをお伝えいたします。


 立席会議を行うことで、「会議を早く終わらせよう」「ムダをなくそう」
 という空気が自然とでき、実際、参加者もそのように行動するように
 なりました。


 そして、実施時にうまくいきそうなポイントを何点か見つけました。



 1、立席は事前に通知しておく


 今まで内職をしていた人や寝ていた人は、それができなくなるので
 内心イラっとしています。


 会議室に来て、いきなり宣言すると、そういった人達が会議時間に
 「なぜ立席で行うのか」など議題と関係のないことで時間を使おうと
 してしまいます。


 従って、事前に通知しておきました。

 「会議時間の短縮」など正論を理由に立席会議の実施を通知しておけば
 反論されることもあまりありませんでした。



 2、お互いの顔が見えるようにする

 
 参加者が円になって話をするなど、レイアウトはできるだけ机と椅子が
 置いてある時のレイアウトに縛られないようにしました。


 とにかく、お互いの顔が見えるようにすると、立っている違和感が
 なくなり、話し合いがスムーズにできるようになりました。
 


 3、1時間以上の会議では行わない


 ただ立っているだけでも体力は結構使います。

 従って、できるだけ30分ぐらいで終わる量の会議でやることにしました。



 ということで、ポイントを押さえて実施すると効果が高いのは
 よくわかりましたが、何回か実施する内に課題も見えてきました。


 次回はその辺のお話をしてみようと思います。

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