2012年2月21日火曜日

マトリックス選別法の進め方


 前回は、自分は優柔不断・・・。


 課題の解決策や、ブレストでアイディアをたくさん出し、グルーピング
 するなどまとめをした後に、さあ選ぶぞ・・・となると、判断基準が
 たくさんあり、どれを選べばよいかわからない・・・。

 このままではいけないので、マトリックス選別法を試してみる・・・
 という話をしました。


 今回はそのマトリックス選別法の進め方をお伝えいたします。


 やり方・・・と言っても特別なことをするわけではありません。


 1、ホワイトボードや紙などに縦軸、横軸を記入する。
  (十字に縦軸、横軸を書く)


 2、それぞれの軸の項目を決め、記入する。


 3、軸に基づき、解決策やアイディアを配置していく。


 4、整理されたものの中から選び、実行する。


 たったこれだけです。


 例えば「売上の低下をどう防ぐか?」というテーマで実施策の
 アイディアをたくさん出した時は、縦軸に費用、横軸は実施時間に
 しました。


 縦軸は下限は「費用ゼロ円」から、上限は「費用が30万円かかるもの」
 としました。


 一方、横軸は「(明日から)すぐできるもの」から「準備に1週間以上
 かかるもの」としました。


 この十字の中にポストイットで書かれたアイディアをどんどん
 貼り付けていきました。


 この貼り付け作業が終われば4つの象限にそれぞれアイディアの
 グループが出来ています。


 この時は、新たな予算を取るのが難しかったため、「(明日から)
 すぐできるもの」で「費用ゼロ円」のアイディアを採用して
 ひとつずつ実行していきました。


 事前に判断基準を盛り込んでおくことで、驚くほど簡単に
 採用するアイディアが決まっていきました。


 とは言え、やってみるといろいろとわかったことがあります。


 次回はその辺のお話をしてみようと思います。

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